劇場公開日 2011年4月23日

「二人のやり取りが秀逸、将来が楽しみ」まほろ駅前多田便利軒 新米エヴァンゲリストさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 二人のやり取りが秀逸、将来が楽しみ

2025年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

瑛太さんと松田龍平さん主演。

便利屋の仕事を通じて
繰り広げられる人間模様がメインの映画。

二人の息がすごくあっている。
役どころで二人は幼馴染という設定だが
違和感なく地で行っている印象を受ける。

瑛太さんはバツイチで子供がいた
という設定なのだが、久しぶりに見た彼は
驚くほどに父親の空気感を身にまとっていた。

松田龍平さんは、ますます父親に似てきたなぁ。
漂々とした中に、
時折見せる抜身のナイフのような鋭さ。

映画の中での役どころと見事にはまっていた。
娘がいるバツイチの役で、これも違和感なく
はまっていたなぁ。

映画の中で、松田優作さんに対する
オマージュと思しき部分があり
息子である龍平さんに
「なに?誰にも似てねぇよ」と
言わせるシーンでは、思わずニヤリとしてしまった。

僕が死ぬまでに
この二人がどんな役者になって行って
どんな作品を見せてくれるのか
今から楽しみで仕方がない。

新米エヴァンゲリスト
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