劇場公開日 2010年11月6日

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[リミット]のレビュー・感想・評価

全72件中、61~72件目を表示

1.5単純な絶望感を味わいたいなら。

2011年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

謎めいた恐怖というより、ただその場で無情に死ぬという絶望感だけをただ延々と見せられる映画。盛り上がる場面も特になく、現実にありそうな単語や団体がちらほら声で聞こえるだけ。じっくりと恐怖感を味わいたい人には向いていると思うが、盛り上がりやハッピーエンド、謎の解決を楽しみたいような人には向かない。

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Tommy-J

5.0とにかくあの手この手のアイディア満載で、観ている側を飽きさせません。

2011年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 昨年の『パラノーマル・アクティビティ』のヒットで、体感型のワンシチュエーションスリラーがブームになってきたと思われます。本作も、なかなかの傑作でした。何しろ、最初はながらでDVDを観ていたのですが、途中で引き込まれて、ついつい本気で食い入るように観てしまったほどなのです。

 舞台は、暗い棺桶にラストまで閉じ込められたままという制約のなかで、とにかくあの手この手のアイディア満載で、観ている側を飽きさせません。
 ただ閉じ込められているだけでなく、残存空気が90分という時限パニックが加わります。それだけでも充分なのに、さらに中盤では、毒蛇が主人公のポールを襲おうと登場します。蛇を退治しよと油を蒔き散らして火を放ったところ、誤って棺桶内部に火が燃え移ったり、次々と難題がポールを苦しめます。極めつけは、棺桶が壊れて、上部から砂が内部に降り注ぎ出し、ポールを埋めてしまうほどの勢いになっていくことです。
 ラストはとても意外な結末。ぜひレンタルでお確かめください。そうきたか!という終わり方でした。
 そして、ポールが埋められた理由も、巧みでした。アメリカ国内では、あり得ない話。それをイラク戦争後のイラクで働く、民間企業のトラック運転手がテロに襲われたという設定で、見事にあり得ない状況を説明しきってしまいました。

 ところで絶望的な状況のなかでホールにも希望がありました。携帯電話がなぜか棺桶に入れられていたからです。これでポールは、勤務先から、自宅の妻、そしてFBIから果てには、国防省にまで電話をかけまくります。
 ここでのやりとりも、一筋ならでは行かせないところが演出の上手いところ。妻は外出中だし、妻の友人に伝言を頼んでも、さっぱりポールの状況を理解してくれない。勤務先も、、たらい回しにされて、いたずらに携帯電話の残量が減っていくのに苛つくばかりのポールでした。
 やっとの思いで、国防省の拉致担当に連絡がついて、救出の確約が得たものの、担当者の役人根性からか無責任で調子良いことばかりの羅列で、余計にポールを失望させるものでした。

 携帯電話での拉致担当との僅かな会話のやりとりから、イラク戦争の戦後処理への社会風刺と政府の官僚的体質の非人間性を糾弾する意図が見え隠れしていましたね。

 また携帯電話は、ポールにとって脱出の切り札ではありましたが、誘拐犯がポールとの連絡手段にわざと加えていたものだけに、閉じ込められてからも、脅迫が加わり、緊迫感が募っていきました。

 ところで、いくら土中に閉じ込められているとはいえ、暗闇のままでは映画として整理できません。そこで、オイルライターや発光ダイオード、そして携帯の明かりなど、ポールが手にすることの出来た光を発するモノを常に使い続けていました。思ったほど真っ暗なシーンは少なかった工夫は、特筆ものです。

 最後に、閉所に閉じ込められるとパニックを起こすポールのキレぶりは真に迫り、ライアン・レイノルズの演技力の確かさを感じさせてくれました。

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流山の小地蔵

2.0米国の低所得者向けの教訓映画??

2011年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

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masaru

1.0くそ映画

2011年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

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ケムマキ

4.5・・・散る!!

2011年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

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ダックス奮闘{ふんとう}

4.0ハラハラドキドキ

2011年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

 ちょっと興味があった作品。いつも行く映画館で、超大作ではない作品を2週間程度の短期間だけ上映することがたまにあって、運良く観ることができました。

 画面に一度も『LIMIT』と出てこないのであとで調べたら、原題は『BURIED』です。つまり埋められちゃった、ということ。

 イラクで物資輸送トラックの運転手をしていたアメリカ人が突然襲われ、木の箱(要は棺おけ)に入れられ埋められてしまったところから話が始まります。その箱の中には、ライターとか携帯電話とか、ごくわずかなものがあって、でも徐々に酸素がなくなっていきます。さあ彼は助かるんだろうか?というストーリー。

 いわゆるワン・シチュエーションものというのかな、作品の舞台は全てその箱の中。ということは、登場人物も事実上閉じ込められたアメリカ人ひとりだけ。携帯電話でやり取りする何人かの相手は声だけの出演。映像として登場するのは、携帯電話で送られてくる映像の中の人物のみ。…とても安上がりに作られています(^^;)。

 観ている最中は、最初から最後まで飽きることなく、ハラハラドキドキすることができました。あの状況で飽きさせないのは、やっぱり演出がうまいのでしょう。まあ、いきなり箱の中から始まるので、彼の素性やなぜ箱の中にいるのかということなど謎だらけ。それが徐々にわかっていくだけでもそれなりの時間を費やすし、後半は彼が助かるのかどうか?ということでドキドキするのですが、何しろ箱の中なので、次に何が起こるのか観客にも予想ができません。なるほど、うまく出来ています。

 ただ、後で冷静に考えると、基本的には携帯電話でやり取りする会話が話の展開を支えている作品なんですね。身動きの取れない人が携帯電話で救援を呼ぶのであれば、誘拐された人でも遭難した人でもいいわけで、イラクであることや箱に入れられて埋められていることは、実はあまり作品の肝ではないような感じもします。もちろん、この作品ではイラクで起こりそうなことが取り入れられて入るのですが、中東情勢云々の社会的なメッセージがあるような感じでもないし…。まあその辺がちょっと不明瞭な感じがしました。

 まあでも、一度観てみる価値はあると思います。

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ringo

2.5無邪気で明るいワンコンセプト凡作。

2010年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

単純

以下twitter(@skydog_gang)への投稿に加筆――

「最初から最後まで、地中に埋められた箱の中で展開する映画って面白くね?」というワンコンセプトのみで最後まで突っ走った映画。
全編にみなぎる、監督の「オレのセンス、超イケてね?」というアピールが起こる気にもならない微笑ましさ。

しょうもないオチの後にやたら和かなエンディングソングが流れてきて何事かと思ったらこれも監督の自作曲だった。お疲れ様ですとしか言いようがない。

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cross yuki

4.0あの「激突!」以来!! 映画の原点を見せてくれた

2010年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

最初の1分ほど、何も見えない真っ暗闇。ここから棺という狭い空間だけのサスペンスが始まる。最初から最後まで、写るのは実質、ここに閉じ込められた男ただひとり。狭い空間で外界とコンタクトできる手段は携帯だけ。犯人の顔も分からなければ、助けを求める電話もたらい回しにされる。犯人は一方的に電話で要求を突きつけ、そして一方的に電話を切る。
死に直面する恐怖、得体の知れない敵、理不尽で手も足も出ないむなしさ。
これは、スピルバーグの出世作「激突!」(デニス・ウィーバー主演、日本劇場公開1971)そのものだ。
「激突!」はハイウエイ時代を反映し、今作はテロと小型端末がはびこる時代の違いこそあれ、限られた空間で正体不明の男に追い詰められる恐怖を描いてみせる手腕はなかなかのもの。ツッコミどころをものともしないところも似ている。
SFがよくやるような捻りが効いたラストに唸る。最後の最後まで気が抜けない見事な出来映え。

ただ、バンジョーで始まる軽快なエンディング・テーマには拍子抜けする。
過呼吸気味になった観客をリラックスさせてから帰そうという思いやりか?

サンドラ・ブロックと共演した「あなたは私の婿になる」(09)でのスマートな風貌とはガラリと変わったライアン・レイノルズ。たった1畳の舞台による90分の一人芝居で観客をスクリーンに釘付けにする。

p.s. この作品ほど、スタッフ・キャストなどの基本情報が乏しい作品も珍しい。おまけに情報源によって人名の読みが違うは、製作国や上映時間までバラバラだ。

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マスター@だんだん

2.5ぽか~ん。。。

2010年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

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nozomitype500

4.0唖然!こんな映画みたことないっ!!

2010年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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侠醍

3.5えっ?!

2010年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

ワン・シチュエーション・スリラーだそうです。

「目覚めたら箱の中

充電切れ間近の携帯

オイルの尽きかけたライター

残り90分の酸素

さぁ、どうする???」

この設定に「ピンッ!」と来た人はぜひどうぞ。

色々突っ込みどころはあるのですが、結構楽しめました。

あとは、エンディング曲をどう解釈するか・・・です。

ひたすら箱の中です。

かなりブラックな表現もあります。

ずっと箱の中なので超低予算、一番ギャラが高いのは「蛇」とみた。

主人公、『パラノーマル・アクティヴィティ』の時にイラッとした彼氏の「ミカ」を彷彿とさせました。

観ていてちょっとイラッとしました。

でも、見終わった後に山ほど突っ込めて、?ポイントがあるのはある意味楽しい映画です。

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marilyn

5.0すぐれた反戦映画

2010年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

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DOGLOVER AKIKO
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