トラブル・イン・ハリウッド

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トラブル・イン・ハリウッド

解説

「アンタッチャブル」「ヒート」「ファイト・クラブ」などで知られるハリウッドの名プロデューサー、アート・リンソンの回顧録を「ワグ・ザ・ドッグ/ウワサの真相」のバリー・レビンソン監督&ロバート・デ・ニーロ主演で映画化した群像コメディ。映画プロデューサーのベン(デ・ニーロ)はショーン・ペン主演のアクション映画を製作するが、モニター試写で観客、製作陣の双方から酷評される。2週間後に控えたカンヌ映画祭への出品のため、ベンは芸術家気質の監督にラストシーンの再編集を命じる一方で、新作にも着手するが、主演のブルース・ウィリスとの間にトラブルが起こり……。

2008年製作/104分/G/アメリカ
原題または英題:What Just Happened
配給:フリーマン・オフィス
劇場公開日:2010年9月4日

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映画レビュー

2.0頑張るデ・ニーロに感心はした

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

試写会にて客の反応が悪くても気にしないデ・ニーロプロデューサーだが、資金調達したオーナーには逆らえない。「気にしてたら新しいことができない」 一理ある。トップは大変だなと思いましたよ。

関係者に先に見せてアンケートを取り、そして修正してストーリーを完成させる。一般客に上映されるのはそれからだ。

 この一連の流れは良かったですね。なんかDVDやブルーレイの映像特典で「もうひとつのエンディング」てのが最近はよくあるのを思い出しました。
 ただ、私生活のゴタゴタ話は退屈で、中盤はコメディ感が強くなりテンポよく進んでいったけど、笑える場面は少なめかな。
 それより主役だから当然かもしれませんが、デ・ニーロはずっと画面に出ています。他の出演者がメインの場面はほとんどなく出っ放し!体力あるなぁ~と感心しましたね。

 (再認識したシーン)
仲間が亡くなったとき葬儀で...
「見ろよ、こんなに知り合いがいたか?売人連中が泣いてる。譲ってほしかったな。女子高生みたいなのも居るぞ」
 → 短くもイカレた人生・・これぞ芸能界と思った。そりゃTV離れも加速するわ。

 エンディングは信念を貫いた人に一本取られた感じで賛否両論でしたが、こういう人がいるからこそ斬新なアイデアが次第に普通になるんだなと思えました。

 全体的には複雑になった現代では、あっと驚くような場面はなかったですね。

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はむちん2

3.0デニーロの困り顔鑑賞会

2020年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

3.5業界の緩衝材

2017年5月4日
iPhoneアプリから投稿
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everglaze

3.5華やかな業界の裏の切実さ

2013年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65

 華やかな印象のある映画プロデューサーの日常を面白おかしく描いている。

 芸術家きどりの監督と、利益を追求して一般受けの良い作品を求める出資者と、ひげをぼうぼうに伸ばしたブチ切れる大物俳優たちがいる。そんな人々の中に挟まれて、それぞれの立場を立てながら四苦八苦していく様子が、喜劇の中にも哀愁がこもっている。そんなに忙しいのに、離婚した家族の問題まで絡んでくるから余計に複雑だ。
 似たような話はテレビ等で聞いたことがあるし、その話を知った後でいろんなことをして妥協点を見つけたりしなければならない調整役の仕事をみていると大変だなあと思うし、一見華やかな業界の華やかな仕事の裏事情の苦労が切実だった。最後のカンヌはやられた。別に大笑いする映画ではないし特別面白いと思ったわけでもないのだが、悲哀を感じて同情した。

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Cape God