「静かに観る映画である」神様のカルテ ツアステ侍さんの映画レビュー(感想・評価)
静かに観る映画である
レビューに辛辣なモノがいくつか見受けられるが、これは静かに素直に見ればそれでいいんじゃないかと思います。
とかく、医療系のドラマは緊張感や人間関係の複雑さ、独特の社会を描いて視聴者を惹きつけようとするが、それが当たり前ではなく、こう言う現場医療に向き合って、日々忙殺されている医師たちや、少しでも今目の前にいる患者をなんとかしたいという医師の原点がこの映画に描かれています。
だから、ジェットコースターのようなストーリーは存在せず、確かに眠たくなるようなゆったりとした展開がこの映画の逆に見所として受け止めればいいと思います。
そう言う意味でのこのキャスティングはズレがなく、バランスの取れたいい映画に仕上がっています。
柄本明さん
宮﨑あおいさん
原田泰造さん
西岡徳馬さん
実にいい!
そして、松谷卓さんのサントラ🎼
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