ジュリエットからの手紙のレビュー・感想・評価
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おばあちゃんだって、かつては夢見る女の子
「泣ける映画」「手紙」っていうキーワードだけ知ってました。
主役のアマンダ・セイフライドもとってもキュートなんですが。50年前の手紙を書いたおばあちゃんのバネッサ・レイド・グレーブ。とっても素敵でした。年だからって首のしわを隠すこともなく、自然なのにとても魅力的。母がいないソフィーとのふれあいが、とてもよかったです。このおばあちゃん「アンコール!」にでてた人だった。なーるーほーど。
イタリアの素敵な風景に溶け込む、心温まる作品でした。女子必見。
what if
ロマンチック&ほっこり
74人のロレンツォ・バルトリーニ
総合:70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
小さな田舎町にロレンツォ・バルトリーニがなんと74人もいる。この名前は日本でいうなら例えば「佐藤ひろし」程度にありふれているのだろうか。
とにかくこの作品は「ロミオとジュリエット」で有名な町ヴェローナを舞台にして、そこの「ジュリエットの秘書」という手紙の返信をする話を物語に取り入れることで、よくある恋愛話に捻りを加えた。誰もが知っているシェイクスピア作品の名前をまず持ってきておいて、次には誰もが知っているわけではない「ジュリエットの秘書」を紹介し、その後の本編の恋愛話に結びつけるというのは、視聴者の興味をそそる上手い流れだったと思う。前半で手紙を書いておきながらその内容には触れずにどんな手紙だったのだろうと思わせておいて、それを後で読んでwhatとifというのも、同様に興味をそそる手法として良かった。普通に考えればわずか数日間の軽薄ともいえる恋愛話に過ぎないのだが、ここらあたりの展開が上手いので物語部分は加点しておく。
イタリアの撮影は音楽も含めて異国情緒があって良かった。主役のソフィー役のアマンダ・セイフライドは良かったが、相手役チャーリーは平凡でそれほどでもなかった。むしろ登場場面から仕事のことしか頭にない婚約者ヴィクターのほうが個性があった。
普通の可愛いラブロマンスもの
アメリカの雑誌で働く記者の卵ソフィーは、レストランのオープンを控えるシェフの婚約者とイタリアのベローナへ行く。婚約者は自分のレストランの食材選びで忙しく、ソフィーは1人で観光をすることに。「ロミオとジュリエット」の舞台となった場所で、ジュリエット宛に恋愛アドバイスを求める手紙に返事を書くグループを知り、そこで50年前に書かれた手紙に返信する。すると手紙を書いた本人クレアと孫のチャーリーが現れ、一緒にクレアの過去の別れた恋人を探す旅に出ることに…。
アメリカ人がヨーロッパをロマンチックな場所だと感じていることはよーく分かった。あぁヨーロッパだったらこんな恋しちゃうんだろうなぁ…と上手い感じに引き込まれた。しかし恋愛をこんなに軽く描いていいのだろうか。世の中こんなに簡単だったらいいよなぁと、シラケたくはないので、羨ましがったりしてみた。きっと夢みたいな恋愛ストーリーを観て現実を逃避してみたい人も居るのだろう。それは、SFやホラーを好んで観る自分にもよく分かる感情。
単に私にはあんまり合わないジャンルなだけかもしれない。もっと「手紙」にスポットが当たるのを期待していたので肩透かしを感じた。この映画は「一時の恋」や「一歩踏み込めずに逃した恋」に焦点が当たっている、まさに「What if (もしあの時)」の気持ちを全て丸く収まる感じに描かれた作品と言えるだろう。可愛いけどね。とりあえず山あり谷ありの話にはなってるけど。(この山も谷も現実味が薄いものだが。)
幸せな恋をイタリアで
主人公のソフィ(アマンダ・セイフライド)がとても可愛いです。本当に実在するジュリエットクラブを元に始まるラブストーリー。
ストーリーはイタリアに恋人と来ていた主人公ソフィは"ジュリエットの秘書"としてロンドンに暮らすクレアへ手紙を送る。そしてクレアは50年前にイタリアで恋に落ちた男性と再会するため、孫のチャーリーを連れてイタリアを訪れ、共に初恋の人を捜す旅に出る。ソフィとクレアの二人の恋が旅の中で同時進行で進んで行きます。
感想としては可愛らしいラブストーリーです。見ていて幸せな気持ちになります。恋する年齢は関係ないと思わせてくれる映画。挿入歌もまたテイラー スウィフトの歌う"Love story" でgood! 最初はケンカばかりしていたソフィとチャーリーも段々と仲良くなり... 人ってやっぱり第一印象じゃありません! 最後はハッピーエンディング♥︎
アマンダがすべて♡
心が暖まる作品
“愛の都”から届いた珠玉のラブストーリー
記者を目指すソフィはシェフの婚約者ヴィクターとイタリア・ヴェローナへ。だが、旅行先でも仕事優先のヴィクターに寂しさを感じるソフィは、“ジュリエットの家”を訪れる。そこには世界中の女性の恋の悩みが綴られた手紙が送られ、“ジュリエットの秘書”が返事を出していた。手伝う事になったソフィは50年前の手紙を発見、返事を出す。すると、差出人クレアが孫チャーリーを連れてヴェローナを訪れ、ソフィは初恋の人を捜すクレアの旅に同行する事に…。
イタリア・ヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台でも知られる“愛の都”。“ジュリエットの家”も実在し、手紙を送ると本当に返事が来るという(!)。
初恋の人への想いを諦めないクレアに感化され、ソフィも自身の愛と向き合う。
婚約者ヴィクターと、気になり始めるチャーリー。
ヴィクターはソフィを束縛しないが、それがソフィにとっては悩み。チャーリーはソフィに婚約者が居るのを知りながらも熱い想いを伝える。
揺れ動くソフィ。
ついにクレアは初恋の人、ロレンツォを捜し出した。
50年経ってもその想いは変わる事の無い二人。
初恋の思い出が、真実の愛を見出す。
その想いが真実であるなら、今も真実。気持ちに偽りは無い。
“もし”“あの時”…後になってその言葉が自分を苦しめる事のないように。
ソフィが選んだのは…。
ソフィを演じるアマンダ・セイフライドがとにかく可愛い!メチャクチャ可愛い!ただひたすら可愛い!ずっとアマンダに見とれっぱなし。
そして物語の真の主役とも言えるのが、クレアを演じるヴァネッサ・レッドクレーヴ。老いても尚美しく、気品に溢れ、恋にときめく若々しさは、女性なら誰でもこんな女性になりたいと思うハズ。
ラストはちょっと出来過ぎだが、ロマンチックな物語と美しいヴェローナに魅了される。
後味爽やか、“恋の都”から届いた珠玉のラブストーリー。
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