「心理描写が美しい」ぼくのエリ 200歳の少女 てけと2さんの映画レビュー(感想・評価)
心理描写が美しい
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ラストの選択に至るまでの心理描写が全編を通して丁寧に描かれている事に感動。オスカーが何故選ばれたのか、魔に魅入られるとはこういう事なのだという説得力を物語から感じます。吸血鬼物の悲哀と寂しさ、曲がっていてこそ純粋さを増す想い、エリが今まで繰り返してきたであろう運命の運び屋の受け渡しは子どものうちにしか引き継げないんじゃないかと思う。大人になったら入っていけない世界に感じるのよね。なんちゅう悲しい話よ。
お父さんと遊ぶ日のオスカーの笑顔の美しさがとても印象的であの彼でいられない日常の悲しさが心に突き刺さりました。
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