「ヒーローもの…ではない!?」キック・アス たぷっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーローもの…ではない!?
スパイダーマンやスーパーマンのような王道ヒーローものとは違い、ちょっとブラックで今時な味付けが楽しい。
ヒーローに憧れるダサい高校生が、ヒーローになりきり(もちろん普通の男子なので超弱い)、それが動画サイトにアップされみるみるうちに人気者に…
イタい感じの主人公と、それからこっちは本当に強いヒットガール。復讐のために父親に徹底的に武術を教えられた少女。容赦なく人を殺しプレゼントにナイフを貰って喜ぶ。
この二人のキャラクター、少女のスピーディーなアクションが楽しい。でも少女にこんなことやらせていいの? と思うくらい容赦ないし、動画サイトで人気が出る、など今時の若者文化を散りばめたつくりがちょっと悪ノリしすぎというか…今は斬新だけどたとえば十年後も残る映画か?といわれればそうじゃない気がする。
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