「この映画、甘くみてはイケナイヨw」キック・アス harizoさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画、甘くみてはイケナイヨw
なぜって、11歳の少女が過激に華麗に殺戮しまくり。
人が爆発したり潰れたり色々、だからなのかなんなのか、
なぜか前売りもなく、上映館も少ないというこの作品
どうやら大手映画会社の配給がつかなかったのが原因?
監督自らが資金繰りをしインディーズ映画となったみたい。
(ブラピがプロデュースでもダメなんですかねー)
何しろこの映画で活躍するヒロイン“ヒット・ガール”
演じる(クロエ・モレッツ)ちゃん。
殺し屋ロリータとして、キュートな見かけでカッコ良すぎw
今年の「ゾンビランド」なんかともタイプが似てると
思ったのが、イケてない草食系ヲタク男子“デイヴ”
(アーロン・ジョンソン)主役でありながらちっとも
強くないけど、、、無力なヒーロー“キック・アス”として
がんばるメゲナイ精神や等身大の素直さが何ともチャーミング♪
一方で昔の因縁で犯罪組織を本気でつぶそうと日夜訓練し
たくらむのが”ビック・ダディ”(ニコラス・ケイジ)と
クロエちゃん親子。こちらは本気で強いとこが見所☆
登場シーンがインパクトありすぎて笑いましたw
(キャッチボールでもするかのようなノリで、
娘に防弾チョッキ着せて、その娘に銃をぶっ放すパパ)
でもって、まさかクロエちゃんがあそこまで
バッサバッサと切りこむとは思わなかったのでビックリ。
少女にそんな下品なセリフを、、、そんな殺人を、、、
なんて気にする間もないくらいの軽快な勢いですw
その他、こまか〜い部分でヒーローヲタクの愛や
歴代有名ヒーローへの賛辞を感じる憎い演出もあったり
あと主役のヘナチョコヒーローのラストの見せ場が
純粋に素敵だったりで◎
大手が作るアクションヒーローものに飽きてる人なんか
どストライクなはず。
昔と違って少し不健全にリアルに偏ってないと
物語に入り込めない、これも時代のニーズなんだぁね〜w
観て損はないと思います(子供にはオススメしないけど)