SP 革命篇のレビュー・感想・評価
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期待通りではあったけど・・・
うーん、期待通りではあるけれど、なんだか尻切れトンボ
な感がいーっぱいでした。結局、真相の闇はわからずじまい。
スタッフは次回作、作る気満々ですね。
この展開は、なんだかアンフェアみたいになってきた。
でも、真面目に役者陣いいなぁ。
特に主人公岡田頑張ってます。
香川照之の悪役はハマり役だし、堤さんも、クールで
無口でいい味出してます。
物語はアクション、アクション、アクション、ちょっと頭痛。
ってな感じで展開していきます。
しかし堤演じるSPの上司と岡田演じるその部下は
まるでツンデレ女王様と熱血勘違い馬鹿。
大義の為にって言いながら私怨で復讐をしようとする事が
大勢を巻き込んで革命を起こそうとする事になってるし。
上司がその革命を止めて貰いたがってると自分勝手な
妄想で立ちはだかる主人公。
しかも悲しいかな、SPだけに自分の両親の敵でも
守ってしまう。因果な商売です。
日本はいつから物騒な国になったんだ
映画「SP 革命篇」(波多野貴文監督)から。
堤真一さん扮する「警視庁警護課第4係」の尾形係長は、
日本を壊すくらいのテロ事件で、国民意識を変えようとした。
それを「革命」と呼ぶのかもしれない。
冒頭に流れる「あらゆる革命は、1人の人間の心に芽生えた
ひとつの思想から始まる」というフレーズが物語っている。
しかしその理想は、多くの抵抗にあい、結局実現できず、
幕を閉じる。
この、前代未聞のテロ、国会議事堂で展開された事件は、
この国の国民にどんな影響を与えたのか、気になった。
その答えは、歩いていて突然ビルの爆発を受けた警察官のぼやき。
「日本はいつから物騒な国になったんだ。
まったく面倒くせえな」
やはり、危機意識は変わっておらず、元の木阿弥状態。
どんなことが起きたら、この国民の危機管理は変わるのか、
考えさせられる映画となった。
黒澤明監督の映画「生きる」と同じ、のど元過ぎれば・・か。
日本のアクション映画の金字塔
日本のアクション映画のレベルを上げたといっても過言ではないこのシリーズは、映画になっても勢いは止まらない。
前作『野望篇』同様にCGは粗っぽいが、国会議事堂内のリアルな描写は迫力がある。また、国会の議事進行はこんなふうに行われるのかと勉強になった。
ただ、張り巡らせされた伏線はすべて回収されず、場合によっては、続編の製作もありえる雰囲気を漂わせている。
それでも菅野裕悟(『容疑者Xの献身』『アマルフィ 女神の報酬』『踊る大捜査線THE MOVIE3』)による楽曲は作品を盛り上げ、役者らの魅力を個々に感じさせる
岡田なかなかやるやんけ
岡田の格闘が格好よかっただす。ちょっとドニーイェンさんに見えただす。前作は、走る姿が格好よかっただすが、今回は、空間狭いが魅せるねぇ〜邦画を見なおしただす。 堤さんが渋かっただす。善も悪も出来るだすな〜。 劇中ちょっとうぜぇやつがいるんだよね……名前知らないけど、なんかでしゃばっているやつ!
前振り野望篇の続き
前振りの野望篇に続き、やっと本編です。 とうとう上司が正々堂々と悪人側になってしまいました。 局所的なアクションは面白いです。 が、警察に悪人多すぎだろう。 野望篇を観てしまった人は、仕方ないこちらも観るしかないでしょう。 テレビドラマも観ていない人は観ても仕方がありませんので!
前作『野望篇』を越えて、更に面白い!
あの井上が、また今度はどこまで、楽しませてくれるのか?期待を裏切らない新たな展開の面白さが光る!
TVの人気ドラマを見損ねていた私にとっては、やや難解なSP『野望篇』でありましたが、岡田准一の、アクションシーンのテンポと迫力の良さは、邦画のアクションシーンの新たな1ページとなったと評価したのが前作なら、今回の『革命篇』は、人の心に渦巻く闇、人間の表の顔と裏の顔、誰しもが持つ心の二面性に切り込んだ、心理ドラマとしての見せ場が面白い。
表社会と裏社会と言うべきか、我々が日常認識している社会を本当に動かしているものとは何か?果たしてその裏には何かが常に潜んでいるのか?
アクションもさることながら、封鎖された密室で行われる絶対絶命の危機を前に人は、何を信じて、どう自己の道を切り開いて進み行くのかと言う人生における、自己の生き様について直球を投げ掛ける。
これは、政治家や、SP程の特別な要職に就いていなくても、常に自己の良心に従って生きるのか?それとも、別の価値観で進むのかの、人の究極の選択だと言える。
今の日本の政治家先生方も、懸命に働いておられるのだろうが、このフィクション映画の様に、自己の利益優先で、本来の政治家としての役割には程遠いと思える事をする政治家もいそうで、観客の私としては、尾形に感情移入しないでもない。しかし、劇中で革命と言う暴力では、社会は決して変えられないと言う下りは、本当に頼もしい限りだ。決して悪人を、善きヒーローとして祭り上げ放さないところが、見ていて更に気持ち良い。
最近のヒット作を見ていると『告白』『悪人』しかりで、ヒットすれば、面白ければそれで良いのか!!??と疑問を持ちたくなる、時に犯罪者に加担をし兼ねないような作品を平気で制作し、宣伝巧みに、映画の持つ社会性、公共性とその影響力の負の結果を考え無いで、観客の動員だけを図る、日本人の品格の低下とモラルの低下を招くかも知れない作品を実しやかに秀作として、祭り上げる事が多い。
水と安全はただと言われた時代が過ぎ、日本の安全神話も影が薄くなった今だからこそ、
悪い事は悪いとハッキリものを言う映画が大切にされて欲しい。
SPも、政治家もそして一般人の我々も、まず仕事人の前に一人の人間である。
この映画が言うように、私達に今必要なのは、政治批判でも、革命でも無く、本当に一人一人の人間としての良心、モラルの価値の見直しこそが経済不振に悩む今後の日本の立て直しの近道となるのではないだろうか?
日本映画界にも、奇をてらった作品ばかりでは無く、人間の可能性の素晴らしさに気付ける、優しさと愛情を持った、映画の出来る事を期待しています。
この映画から、脇道に話しが逸れましたが、良心の信じる道を歩む事の重さを伝えてくれた本作に感謝したい!
野望編でがっかりした方も、こちらは見たほうが・・・
野望編、尺は短くて良かったものの内容が↓↓だったので、 続編の革命編鑑賞 躊躇してたのですが、観といて良かった。 テレビからのお付き合いのSPですが、 皆さんのレビュー通り今までの疑問に答えがあります。 アクションも、スケールも申し分なし。 2本見て思ったのは 最初から1本に上手くまとめる事“可”なのでヮ。
スッキリすたけど
前作は岡田准一を中心に第四係チームのメンバーの見せるアクション映画でした。 しかし、今回は一転してストーリーを重視し人の心を描き出した作品となっております。 アクションは控えめになった分、ストーリーが充実しています。 それぞれの思惑が重なり合いながら進んでいきます。 そして尾形と井上の対決! 見どころ満点です。 尾形の想いとは? 井上に何を伝えようとしたのか? かなり気になるところも残っていますが・・・・・ ドキドキの展開で非常に満足しています。 シリーズが完結してしまったことは非常に残念であります。 前回はスッキリしませんでした。 今作品によりスートーリーが完結したことで 「スッキリだよ。 本当にスッキリだよ。」 と言いたくなります(笑) ただ、このまま『SP』シリーズは終了なのか? ちょっと気になる終わり方だったので・・・・・ これじゃあスッキリしてないか(^^ゞ
見てると体に力が入る作品
とりあえず、アクション映画として楽しめる、ということは見てると体に力が入る作品でした。
そういえばダイ・ハードっぽいなと後から思いましたが、テレビシリーズからの流れがあるせいか、見ているときはあまり意識しませんでした。
ハリウッドの派手な銃撃戦中心のアクションとは違って、生身での肉弾戦が、より"削ぎ落とされた"、でもより"痛い"感じだったのも、原因の一つかも。
SPシリーズは、TVシリーズからあまり時間を空けずに映画を公開していたら革命篇だけでよかった気がします。テレビから映画まで時間がかかって、映画が二部構成になったのは、シリーズとしてちょっと間延びした感じになっちゃったかも。
内容に立ち入った部分でちょっと気になったことをいくつか。
尾形の行動の動機は、浅田総理への個人的な怨恨だと思うので、政治システムの転換=革命=大義のためというのが若干ズレている印象を持ちました。まあ、ものすごく違和感があるというほどではありませんが、あれ?この人は何をやりたいんだろう?と、ちょっと引っかかりました。
尾形から井上宛に書かれた封筒の中身が、映画内で明らかにされませんでした。確かテレビで、革命前日のストーリーをやっていたようですが、もしかしてあの中で描かれているのでしょうか?映画だけ見ていると、ちょっとすっきりしない気分が残りました。
まあいずれにしろ、アクションを楽しむ映画なので、重箱の隅を突っつくような指摘は野暮というものかもしれません。
アクション映画のレベルを引き上げた秀作
前作「野望篇」に比べると、ややおとなしい作りになった印象をうける。アクションよりも尾形(堤真一)の心の葛藤に焦点をあてたためだが、あれもこれもと欲張らずにテーマを絞った潔さに感心する。 「野望編」で日本映画ばなれしたアクションをたっぷり見せておいて、その物語の底辺に潜んでいた人間模様を今作「革命篇」で前面に押し出す構成は、企画段階での摺り合わせがよく出来ているのと、波多野監督の演出力と懐の深さを感じさせる。 今回の見どころはテロの現場となる国会議事堂本会議場のセットだ。よくできている。臨場感が格別だ。 拳銃を抜いた井上(岡田准一)ら4名が突入するシーンは、なめらかなスローモーションで、抑えていたものを解き放つような見せ場を作る。ここでは真木よう子の扱いがひときわ目立つ。 そして忘れてならないのは菅野祐悟の音楽だ。メインテーマの旋律が耳に残る。 日本映画におけるアクション映画のレベルをかなり引き上げた秀作。 p.s. 震災による映画館の休館や、店の移転が重なって、1ヶ月のあいだ映画から遠ざかってしまいました。震災の翌日に観る予定だった「SP 革命篇」から再スタートです。
フジテレビの自虐ネタですか?
私は「SP」の大ファンです。 今回の2011.03.11の後、やっと映画を観にいけるほど 立ち直りました。今回のSPはこういう展開なのだと驚きました。 これって、誰が言いたかったの? 原作の金城一紀さん?監督? フジTV側?の筈は無いか! やっぱり岡田君は素敵だし、堤さん、山本さんは上手! みーんな上手いね! 平岳大君があまりにお父上に似ていてびっくりしました。 でも、演技でお父上を越えるのはまだ難しいでしょうね。 (私は平幹二郎さんのファンです。) このSPを観て勉強になりました。 金城一紀さんの本を読まなくちゃ!と思ったし、 私としては、もう一度三島由紀夫さんの本を読もう!と 思いましたし...裏切られた彼の気持ちを知りたいと... 彼が切腹自殺した時、私はまだ中学生でした。 だから、何もわかりませんでした。 ネットで少しだけ観ましたが、彼の話は本当に分かりやすい。 いえ、やっと彼の話が分かるほど私が成長したのでしょうか? 彼が生きていたら... いえ、歴史の「もし、れば」はないですね... この先の下手な続編は観たくはないですね。 正義とは!大義とは! そんなもん語れる人、この国にまだ残っていますか?! いるのであれば、だったら観てみたいです。 下手な続編で岡田君を傷つけないでほしい。 岡田君も「井上薫」のことくらいは調べておいてほしい。 ファンはそう願います。
今、それやりたい
今の政府を見てると 是非実現してほしいと思えちゃいました。 どこからか尾形さんが登場してほしいです。 作品自体はテレビシリーズから始まって 良くできていて楽しめました。 謎めくラストや、イラッとする官僚?の若造どもとか 公安の田中くんとか もちろん、細かな突っ込みどころはあるけれど、海猿3や踊る3よりは 全然楽しめました。
次は後続篇?
一応今作が後篇で、これでお終い…とはなっているけれど、
まだ続きがありそうな終わらせ方になっているのが不思議。
あくまで謎を残した終わらせ方にしたのか、これからまた
TVやスペシャルで復活させる意図なのか、まだ分からない。
とりあえず、一応の謎は解明した。
そして、井上と尾形の最後の対決シーンには、何ともいえない
(ずっと観てきたファンなら泣いちゃうでしょう)雰囲気が漂う…。
堤真一の巧さはいうまでもないが、今回の岡田君もなかなか。
セットだという国会議事堂のシーンは見た目にも圧巻。
これだけのものを作って、これだけの議員^^;を集めて、また
よく似たような答弁をさせ(爆)まったく今の国会を見ているよう、
革命というよりも、尾形がいうように覚醒に近いものを感じた。
ただ結果的には、悪事を暴き復讐することが最大目的の尾形と
あくまでマルタイを守り抜くことを使命とするSP達の誇りがどこで
どう決着を見せるのかが一番のポイントだったのかな、と思う。
尾形はワザと井上らを配置させ、自分のとる行動を止めさせよう
としたのかもしれない。彼ら二人のやりとりが一番の関心事だが、
今回は香川演じる伊達という男も絡んでる。尾形と伊達の関係は。
細かい部分で謎は残るものの、
後篇ではおそらくこういう展開になるんだろう、と思っていたのが
そのまま描かれた感じで、ビックリするような展開ではなかった。
井上たちがたった4人で知恵を巡らせ、裏切りSPらをぶちかまし、
いよいよ国会に乗り込むシーンではこちらの動悸もピークだったが、
その後の長々と麻田を追いかけ回すシーンでは、なにか違和感も^^;
思うに尾形という男がそれほど単純で、頭の悪い男だとは思えず、
絶対まだ何かウラがあるだろう…?と思わずにはいられないのだ。
尾形が井上に託した手紙と、最後に感じるシンクロのシーンで、
いやいや…コレまだ終わりませんよね?というのがハッキリ分かる。
好きなシリーズだったので、また続篇を復活させてくれても一向に
構わないんだけれど^^;次は一回で終わらせてくれないかなぁー。
(掃除屋を装う殺し屋4人が不気味だったなぁ。あれが一番怖かった)
これで終わりじゃないんでしょ??
テレビ篇、野望篇、革命前夜と来て遂にファイナルエピソードですか! 野望篇は、あまりストーリーも語らずひたすらアクションばかりを見せていたので、今回は流石に物語の全貌も語ってくれるんだろう?と期待していたら… まあ~、これが期待通りに見事に語る語る!饒舌に喋る喋る!堤真一が長台詞! 逆に余りに語り、余りに下準備に時間を掛けるモンだから、前半フラストレーションも溜まる溜まるw んでフラストレーションを一気に吐き出すが如く、後半のアクション展開にカタルシス感じる感じる! 岡田君が頑張りました!本当!今回も! 真木よう子も頑張った! ストーリーにも唸りましたね。ああ、こういうヒネリを加えて来た訳ね!という。なかなか良かった。 これでテレビ篇から抱えて来た物語に、一応のケリが付いたんですね。 ただ! 何だかやらしい感じですよ? 「まだまだ続くかもよ?」と含ませた終わり方!ニクイ! まあやるんなら観るけども!
次を期待したくなる
SPの大ファンです。ドラマも全部見てから、期待した映画の野望編を観ました。その時も、「えっ、ここで終わり?」また、続くでしたので、次の革命編を楽しみにしていました。 そして、昨日観ました。90%期待どおりですが、また、どんでん返しが有、面白かったです。 でも、SPはドラマで続けてほしいですね、毎週の楽しみで、どんでん返し、毎回「次は?」で終わるときっと最高です。 今回もまた、「えっ?」で終わる場面がいっぱいで、想像させて終わり? 続きはやるのですか?という気持ちいっぱいです。 これって、監督の狙いどおりなのかな??
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