彼とわたしの漂流日記

劇場公開日:

彼とわたしの漂流日記

解説

「ヨコヅナ・マドンナ」で脚光を浴びたイ・ヘジュン監督による奇想天外なラブストーリー。主演は「トンマッコルへようこそ」のチョン・ジェヨン、韓流ドラマ「私の名前はキム・サムスン」のチョン・リョウォン。人生に絶望した男がソウルを流れる川・漢江に飛び込む。目覚めると孤島に漂着していた男は、島を脱出することを諦め、そこでサバイバル生活を始めることに。一方、川岸に建つマンションの一室に3年もひきこもる孤独な女は、カメラの望遠レンズ越しに孤島の男を発見し、何とか男へメッセージを送ろうとする。

2009年製作/116分/韓国
原題または英題:Castaway on the Moon
配給:CJ Entertainment Japan
劇場公開日:2010年6月19日

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映画レビュー

5.0韓国映画の掘り出し物的作品。

2021年12月13日
iPhoneアプリから投稿

人物、映像、音楽すべてほぼ完璧に近い。

あり得ないけどあり得そうな設定も最高。

韓国でしか作ることができない作品。
ギャグも社会風刺も効いていて飽きずに観られる。

気になる人に片っ端からDVD貸してまわりたい。

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ユリ

3.5☆☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 大都会とゆう無人島に流れ着い...

2020年1月5日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★

※ 鑑賞直後のメモから

大都会とゆう無人島に流れ着いた2人の男女の漂流記。

H E L P から H E L L O へ

男には《希望》とゆう2文字が、人生から徐々に失われて行った。

女の人生には《希望》とゆう言葉の定義すら、これまでの人生に於いて存在すらしていなかった。

「死ぬ事はいつでも出来る!」

必死に生き抜く選択を選んだ男にあるヒントを教えてくれたのは…。

鳥のウ◯コだった!

彼は鳥の◯ン◯から《希望》を見出し、それを集めて固める事から新たなる人生を作り始める。

女には男が求める〝希望の基〟を、カロリーが少ないからと毎日食べていた。

お互いに社会からは既に《死んでいる》存在だが、「ここで生きる」選択をする男に対して。社会から逃げ回り、全てを虚飾でごまかし生きて来た女。
そんな女ではあったが。男の姿を観察して行くに従って徐々に〝生きる〟意味を知って行く。

女から男に対して送られて来た〝希望〟

しかし男は…。

全てを一から生み出す男。今やっと〝希望〟とゆう2文字をじっくりと噛み締める。
観ていて思わず目頭が熱くなる場面でした。

…………って言うか、警察に電話しろよ!って話ですけどね(怒)
まあ、その辺りに関しては。HELPがHELLOに変化した時点で、一応の決着を生んでいるし。女には男を見守る事しか出来ない理由があった。でも本当はそれではいけない。自分自身でも、それが分かっていながらどうしても出来なかった。
人間としての〝生きる決意〟を男によって教えられる。

春と秋の2回だけ、この大都会が女の好きな《月の国》になる。
太陽の光を浴びるのを怖がった女だったのだが。月の灯りとの会話ならば毎日やっている事。
今やっと女は、人間として戻って来る事が出来た。

これは、もう1つ違った意味での『ジョンとメリー』のお話。

わたしにも明日に繋がる〝希望〟が欲しいから、取り敢えずはジャージャー麺を食べてみようかな!…と、思わせてくれる映画でした(笑)

2010年7月1日 新宿バルト9/スクリーン1

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松井の天井直撃ホームラン

4.0めちゃくちゃ良かった。

2018年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

完全に見落としてました。
確か当時この作品が良いって聞いた事はあって、
題名を忘れてそのままになってたけど、
出会えて観れて本当に良かったと思う。

まずリアリティとフィクションのバランスが好み。
漂流して漢江の島にたどり着くのはリアリティがある、
そこでの生活もリアルで社会から見放された主人公が、
脱出したかったのに観光船から逃げてしまうのも
分かる気がする。
そして、それを見つけるヒロインの設定も
強引さがなくリアリティがある設定の上で
主人公を見つけるのも良かった。
なるほどなぁと唸るほどだったし、
自然な流れに話にグッと引き込まれた。

ジャージャー麺を届けるシーンは
そのバランスが崩れそうな危うさがあったけど、
それを口にしない主人公と希望を受け取るヒロインに
ギリギリのリアリティが保たれてて結果的に良かった。

コメディのバランスも良いし、
始まりとラストが半年後の同じ日というのも良かった。

自分のコンプレックスすらも忘れさせてヒロインを走らせる様に愛って偉大だなぁと思いました。

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奥嶋ひろまさ

4.0キム氏漂流記 (韓国のタイトル)

2015年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

韓国語で観てからだいぶ経ってまた観た。
面白かった事だけは覚えていたけど、忘れている所が沢山あった。やはり字幕がないとダメね^^;
それとイ・ギュヒョンさんが声だけで参加していると言う記事を見たので、それいったいどこに?電話の向こうの声なんだろな。
軽いような深いような、バランスがなんとも微妙な映画…ちょっと…深いかな。

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kazuyo