劇場公開日 2011年5月28日

「期待していたが…。」プリンセス トヨトミ モリさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0期待していたが…。

2011年11月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」で知られる万城目学の直木賞候補にもなったベストセラー小説を、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生出演で映画化。

1615年の大阪夏の陣で断絶したはずの豊臣家の末裔が今も生き続け、大阪の男たちは400年間もの間、その秘密を守り続けていた。会計検査院から派遣された3人は、ふとしたことからその秘密を知ってしまい、その結果、大阪の交通機関や商業機関などあらゆる機能が停止してしまう。

『ダ・ヴィンチ・コード』風のダブーに触れる歴史ミステリーか、壮大なホラ話か。その、良い意味で微妙なテーマをうまく映像化しきれていない。また、堤、綾瀬、岡田をはじめ、和久井映見、中井貴一など豪華出演陣もうまくいかしきれていない。

それにしても、堤真一の演技が『SP』とかぶって見えるのは気のせいだろうか。

モリ