「キャスティングがGood!」プリンセス トヨトミ mammieさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスティングがGood!
万城目学の小説の映画化です。
物語は~
大阪には、日本政府が秘密裏に認めている大阪国があり
今も、豊臣家の子孫のお姫様を守り続けている・・・
会計検査院のキレ者、松平元(堤真一)は
ある社団法人を調査したことをきっかけに
大阪国の存在をつきとめ、総理大臣の真田幸一(中井喜一)との
話し合いに臨みます。
松平はどのような報告をするのか・・・。
というもの。
松平の父とのエピソードや
仕事の出来る部下、旭 ゲーンズブール(岡田将生)の存在。
なかなか上手に描かれています。
ですが・・・。
なにせ荒唐無稽な物語なので
そんな行動したらとんでもないでしょ!とか
他県からの流入者はどうなっちゃってるの?とか
ツッコミ所満載です。
私はそういう所がツジツマが合わないと
納得いかないタイプなので
いくら父と息子の絆について語られても
感動~までには至りませんでした。
キャスティングは良かったですよ~。
堤真一、中井喜一は勿論、岡田将生の腹に一物ある表情とか
本当に良かったです。
岡田将生は顔がキレイ過ぎるので
ルックスだけの人と思われてしまったら可哀想。
フランス人俳優ジェラール・フィリップを思い出しちゃいます。
そしてなんと言っても綾瀬はるかですよ~。
原作は男性みたいですけど・・
彼女がいることで画面が和むっていうか、イイ味出してます。
若手女優の中で、今一番輝いてますよね~。
TVのバラエティ番組での超!天然不思議ちゃんな感じと
女優としての顔とのギャップが、なんとも魅力的です。
今後も楽しみな女優さんです。
チョイ役で玉木宏さんも出演しちゃったりしていて楽しめますよ。
【プリンセス トヨトミ】星は~3つです。
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