「シュールな作品」プリンセス トヨトミ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
シュールな作品
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堤・綾瀬・岡田は会計検査員として大阪へ出向く。
そんな中何か怪しいなと思ったら、実は大阪国という国が存在した。
豊臣家は徳川に滅ぼされたとされるが、実は末裔が代々生き残っており、
明治政府から承認を受けて密かに国家として継続していた。
その国の男達は末裔の王女を守って生きる事になっていた。
父親は死を目前にすると息子に全てを明かすルールであった。
堤は国民の知らない国家のために税金が使われるのを看過できず、
国家の存在の公表と税金の会計差し止めをすると宣言する。
そこで怒った大阪国民により銃で撃たれて倒れてしまう。
堤の父親は大阪人で、ある時父に呼び出されたが、忙しくて無視した。
まもなく父は死んだが、その時に行けなかった事を後悔した。
父は大阪国の人間で、自分もその子孫だったのであった。
普通の社会では父親とそうした会話もろくにせずに別れる事が多いが、
この国ではそうした文化が守られているということに感銘を受けた。
こうして堤は何も見なかった事にしてハッピーエンド。
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全体に評価の悪いこの映画やけど、そんなにおもんない事もなかった。
まあシュールな世界であるのは間違いないけど、
そんなものと思って見たら楽しめるんじゃないだろうか。
あと税金で飯を食ってる会計検査員が、
個人的に感動したとか、自分が実はその国の人間だったとかの理由で、
簡単に見逃したらアカンやろってのも正直な感想。
他の人のレビューを見たら、綾瀬はるかの乳が見所ってよく書かれてる。
でも残念ながら、あんまり画面を見てなかったから気付かんかった。