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「力を借りるのは敗北じゃない、仲間がいるってことだ」かぞくはじめました shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
力を借りるのは敗北じゃない、仲間がいるってことだ
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映画「かぞくはじめました」(ブレッグ・バーランティ監督)から。
まぁ、ラブコメディお決まりのパターンに落ち着き、
「男女の友情は成り立たない」ことを証明する映画となった気がする。
その中で、ストーリーとは直接関係ないが、友人夫婦が事故で死んでしまい、
突然、孤児となった1歳の子育てのために、自分の夢を諦めかけた時、
何でもかんでも自分だけで解決しようとして、焦り悲しむ主人公(女)をみて、
もう一人の主人公(男)が、声を掛ける。
「力を借りるのは敗北じゃない、仲間がいるってことだ」
そして、貯めておいたお金を差し出すシーン。カッコよかったなぁ。
私は、この考え方が好きだ。
誰にも内緒で、歯を食いしばって頑張ることを否定しているわけではないが、
せっかく知り合った仲間だから、悩みを打ち明けたり、相談するのもOK。
嬉しさを表現できないためか「贈与じゃなくて、投資して」と答えるが、
男の気持ちに甘えて、飛びついてキスするくらいでいいのに。(笑)
仲間を頼るってことは「自分に足りない能力を貸して・・」って発想でいい。
頼れる仲間がいないことの方が問題なのだから。
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