劇場公開日 2011年2月5日

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「やっぱりベン・アフレックは突き進む」ザ・タウン チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5やっぱりベン・アフレックは突き進む

2014年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

『ゴーン・ベイビー・ゴーン』に続く、監督2作目! 前作で感じられた大きな期待をまったく裏切らない出来栄えに、ますますベン・アフレックの才能を感じさせてくれる作品でした!
なんというか、ベン・アフレックって悲しさを表現するのが絶妙にうまいと思うんですよね。アクションの底流に悲しさを常に忍び込ませることで、作品のテンションをしっかり維持している気がします。
また、なんて人物のキャラクター設定がうまいんだろうとも感じる作品でした。ジェレミー・レナーの暴走っぷりも危うさを感じさせましたし、登場する二人の女性の対比ももの悲しさを感じさせる配置だったと思います。しかもなんだか二人とも魅力的ですしね。
派手なだけではない、静けさを織り交ぜたアクションの緊迫感がとても心地よかったです。

チャーリー