劇場公開日 2010年6月26日

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「2作目も素晴らしかった。入江監督って、もしかしてすごく才能のある人かも?」SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.02作目も素晴らしかった。入江監督って、もしかしてすごく才能のある人かも?

2013年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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"すごく面白かった。1作目の方が面白かったけど、2作目も素晴らしかった。

1作目がよくても、2作目はかなりレベルが落ちることが多いけど、このシリーズは2作目も、あまりレベルが変わらなかった。

これだけの映画を2本続けて撮れるなら、入江監督って、もしかしてすごく才能のある人かもしれないです。

1作目でいろいろあって傷心のイックとトムは、伝説のラッパータケダ先輩(1作目で、イックに曲を提供した後、病死)の足跡を訪ねるべく、群馬(高崎かな?桐生か太田?)を訪れる。
そこで、タケダ先輩に影響を受け結成されたが、現在活動休止中の女子ラップグループ“B-hack”のリーダーアユムと出会う。
アユムはイック達と出会ったことで、昔の情熱を思い出し、活動を再開しようとするが・・・。

予告編を見た時には、なんで群馬の女子ラッパー?と思ったが、見たら意味がわかった。

埼玉の場合はそのままでいいのだけれど、群馬はちょっとかっこいいイメージがあるからだと思いました。

群馬は埼玉のとなり、深谷から高崎までだと、車で30分ぐらいだけれども、だいぶイメージが違う。

高崎で音楽と言えば「BOWY」思い出すし、北軽井沢もある。教育県で、総理大臣もたくさん出しているし、マンガだと、「イニシャルD」の本拠地です。

ほとんどナマリもないし、そのままラッパー出すとかっこよくなってしまうので、けっこういい歳の女子ラッパーを出して、イタイ感じを出している。

後は前作と同じパターンに持っていくだけで、すごく面白くなる。

まったくお金かかっていない自主制作映画のような感じで、映画として採点すると評価は低くなるのかもしれないけど、目のつけどころというか、アイディアは素晴らしいと思いました。

こうなってくると3作目以降もすごく楽しみです。

全国制覇目指しているらしいけど、ちょっと無理なような気がするので、「イニシャルD」みたいに、栃木、茨城と北関東を制覇していって、本場(?)神奈川で、最終決戦をするぐらいまではやっていただきたいです。"

Push6700