「セイモー、セイモー」ウソツキは結婚のはじまり Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5セイモー、セイモー

2011年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

same all (stuff,) same all... アダムの映画は どれも同じに見えてきて、なんだか残念な気持ちになる 今日この頃。。 今回は ジェニファー・アニストン共演、二コール・キッドマンがゲスト出演と聞いて 期待しましたが、“アダムの映画に ジェンと二コールが出てる”というだけ。 二大女優が体当たりのコメディをやれば、それは話題になるし ある意味笑えるけれど 演技で魅せる場面はゼロにちかいです。

独身であるにもかかわらず、結婚指輪をちらつかせて 恋愛を楽しむ整形外科医ダニー(サンドラー)は、理想の女性 パルマーと出会う。 本気で惚れたパルマーに その指輪を見られてしまったダニーは 彼女に「既婚だが、もうすぐ離婚する」と嘘をつき、職場のアシスタント・キャサリン(アニストン)に 離婚間近の妻の役を演じるよう頼み込む。 ひょんなことから パルマーとキャサリン家族を連れてハワイに行くことなったダニーの 恋のゆくえは…(作品情報より 一部抜粋)。

ダニーを演じた アダム・サンドラー。 昔の(面白かった)彼は どこへ行ってしまったのでしょう。。。 最近は 映画製作にも携わって活躍していますが、本人が面白くないとね… パパになって落ち着いてしまったのかしら。。。 『The Longest Yard』の時みたいな パンチの効いたアダムに戻ってほしいです。

キャサリンを演じた ジェニファー・アニストン。 ん~、とうとうレベルを下げてまで ヒット作品を狙ったみたいですが 不発な感じです。。 子持ちのオバチャン役なのに、キレイすぎて 浮いてるし。。 個人的に、ジェンとアシュトン・カッチャーの共演を観たい(当たる気がするん)です。

キャサリンが“大嫌いな”旧友・ダブリンを演じた 二コール・キッドマン。 ちょっと意地悪な役どころ、表情筋がピーンと張ったお顔で ナイス演技でした。 美容整形のジョークを飛ばしてる会話のシーンは、「ボトックス・二コールを前に 大胆だわ、」という点で笑えました。 サブ出演、正解。

キャサリンの娘・マギーを演じた ベイリー・マディソン。 『マイ・ブラザー』でナタリー・ポートマンの娘役を演じた 女の子。 シリアス演技では多少くさくてもプラス評価ですが、コメディとなると別。 オバチャンしゃべりの口元が 可愛くない。。演技に子役らしいメリハリがない。ちょっと厳しすぎ?(苦笑)

チョイ役ですが、話題の人ミンカ・ケリーも出てます。デレク・ジーターを射止めるだけあって、ホントお美しい*・☆。出演シーンはほんの数分なのでお見逃しなく。

作品自体は 2.5評価ですが、ジェンと二コール、そしてミンカまで引っ張ってきた努力点 +1.0で、トータル3.5をつけました。 ヒマ潰しにお勧めの一本です。

Blue