ウワサの真相 ワグ・ザ・ドッグのレビュー・感想・評価
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突拍子もないストーリー
ホフマンとデニーロの共演ということで何はともあれ鑑賞。 突拍子もない馬鹿げたストーリーを 大物二人が熱演している風景が楽しいくてたまらない逸品。 私は大好き!
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デニーロの印象が薄いのは作為か。ならば成功。
初見。拾い物。 映画の映画は好きだ。 下世話なプロデューサーがアルパチーノでなくダスティンホフマンなのが味噌。 終盤の蛇行過多で緩んだのが惜しい。 この話し実際はどんなものなのだろう、とは思う。 見終わってデニーロの印象が薄いのはテーマからの作為か。だとすれば成功。
大統領選挙戦を間近に控えたなか、再選をのぞむ現職大統領にスキャンダ...
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大統領選挙戦を間近に控えたなか、再選をのぞむ現職大統領にスキャンダル疑惑が浮かぶ。フィクサーのデ・ニーロが呼ばれ架空の戦争をでっちあげることで国民の注意を逸らそうとする。デ・ニーロは大物映画プロデューサーのホフマンを頼り、思惑通り国の動向をプロデュースしてゆく。
わずか数人の映画の作り手によって即興で練られあげたプランに、国中がそれに踊らされてしまうというのが面白みであり、「真実はつくられていた」という恐怖感を煽る。
そんな風に序盤はシリアスっぽいのだけど、ホフマンの無茶ぶりが暴走して行くにつれてコメディになり、かと思えば最後は真実を知る者は闇に葬られ、今日もまた虚構が謳歌する…といったシリアスで終わる。
テンポよく進むのだが、この辺のコメディなのかシリアスなのかどっちつかずなせいで、持っている生き味が死に気味な気がする。
デ・ニーロをシリアス、ホフマンをコメディと言動を割り切って、コメディを道具にしていたけど邪魔になったので抹殺するようなまとまりだといいのかなーと思いました。
政治に興味はないけど、創作脳の人たちが国家の流れを作品として演出するというのは楽しい。
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