漫才ギャングのレビュー・感想・評価
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ボケとツッコミ
余り、格闘技ゲームはやらなかったが、ストリートファイターの様に、右から左へ流れる格闘の連続アクションが大変に良かった。
「ウマシカ野郎!夢にデカいも小さいもないんだよ。」
「二人は答え出しているだろ。お前も答え出さないと、二人に失礼だろ」
相関関係が物凄く計算されて、矛盾なく進む脚本だと思う。バックに付いた興行グループの力なのだろうか?いずれにしても、2011年のあの出来事の直後だけに、残念な映画なのだと思う。
僕は漫才は見ないので、分からないが、台詞はボケとツッコミの要素を取り入れて、上手に丁寧に紡いでいると感じた。
原作を読んでいないが、物語の構成や台詞回しで鑑みれば、文学賞を取れるレベルじゃないかなぁ?
だって、素人のはずの俳優さんがまるで漫才師の様だもの。
俳優さんの力もあるが、ROOKIESの先生役の人と同じ俳優さんには見えなかった。台詞回しの力だと感じた。だから、演出も上手い。そして、アクションもスタントをうまく使って、無駄なカットを多様せずにロープアクションをうまく繋いだと感じる。
僕は傑作だと思う。唯一の欠点は浪花節と言う事かなぁ。
デキ婚。
今風漫才の喰い気味の呼吸をフィルムに焼き付けることには成功。
30分切って「野蛮人のように」的なのと角川併映で調度よいかと。
ま、一応、良質。
で、映画でデキ婚は頂けぬ。
客に隠れて主役がソレをとっくに済ませていたなんてのは裏切りに似て感情移入を妨げる。
ボケとツッコミ
借金まみれの2人。相方(綾部祐二)は借金取りに追われ、やがて借金返済のため肉体労働を強要される。飛夫も借金はあったのだが、別れた恋人・由美子(石原)が妊娠していたことでよりを戻し、借金を肩代わりしてくれた。そして順調に新コンビは前に進み、漫才の登竜門と言われる舞台で見事10週連続合格となった。
龍平の暴力というのも、城川(新井浩文)率いるグループの一方的なケンカ。漫才が順調になるにつれ、暴力沙汰はいけないと戒めるのだが、ついにその手が飛夫に及ぶと、我慢できなくなった龍平・・・という、よくある展開。そして、彼は元のコンビに戻るようにと元相方の綾部に頼み込んだのだった。
最後には一旦お笑いの世界を味わった龍平が新人としてヨシトモ興業に入ってくる。相方は誰なのかわからなくしているところもいい。気になるぞ。
ネタはお笑いの品川が書いているんだし、漫才そのもの!見事にボケとツッコミを演じているのはすごいと思う。でも一番笑えたのはクライマックスでのシャーオタク秋山竜次(ロバート)だった。
圧倒的な才能の出現を感じた
品川ヒロシが原作・脚本・監督をした映画「漫才ギャング」。
さすが長年、お笑いコンビの「品川庄司」でネタを磨き続けてきた人だけあって、素晴らしい脚本に仕上がっていました。
今週観た映画は2本とも満点。
こんなに出来の良い映画を続けて観られたのは何年ぶりかなと思うぐらいでした。
主人公の佐藤隆太・上地雄輔両名の演技も迫真。
借金取り役の宮川大輔も、いい味出してるんだなぁー。
石原さとみもかわいいし。
監督はキャスト全員と昵懇の仲なのだろうと思います。
だからこれだけ隠れていたキャラクターを引き出すことが出来たのでしょう。
すごくおもしろかったです。
こういう圧倒的な才能の出現を目にしてしまうと、私の世代はそろそろ第一線を退くべき時が近いのかな、とも思ったのでした。
中学高校の映画鑑賞会にもお勧めかも。
ぜんぜん教育映画ではないのですが……。
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自宅(CS放送)にて鑑賞。品川ヒロシ名義の品川祐原作・脚本・監督。取って附けた様な展開はあるものの最後迄、愉しめた。ごくごくオーソドックスな作りだが、バストショット~アップ寄りの画像が多い気がした。“城川”の新井浩文がとても佳いが、石原さとみの“宮崎由美子”は微妙な存在で、売れない貧乏芸人の割に彼女が居るのは良いとしても一連の恋愛絡みのシーケンスは蛇足的だと感じた。更に恋愛シーンは喧嘩シーンに較べ、描写を含め余り戴けない稚拙な印象。因みに登場する赤ちゃんは監督自身の子らしい。60/100点。
・鑑賞日:2012年6月24日(日)
映画だから当たり前なのだけれど、すごい映画であるという事を意識して...
映画だから当たり前なのだけれど、すごい映画であるという事を意識してというか映画っぽく撮っているところが良い。
映画的な所が点数高い。
この手の作品観ると、なんだか映画じゃないみたいな感想になりがちなところ、面白い映画が観られて良かったです。という感想。
キャストが豪華
内容はイマイチでした。
上地雄輔が中途半端であんな奇抜なキャラクターならもっと派手に弾けていいと思う。ビンボーを演じてる人物達がそう見えない。
だんだん2人が売れて売れなくてもどうでもいいと思ってしまった。
石原さとみさんだけが唯一の癒しですね。
ラコステ。。(ちょいネタバレ)
まさかの伏線を回収した作品。こういう、あ~あの時の、なるほどね。みたいなのは個人的に好物。
あの留置場がきっかけで組むことになった相方は・・・実はそっちかよ。っていうね。。
多分あの後タイマンでも勝ってコンビ組んだんだろうなぁ。
作品中の漫才は、そこは面白いかどうかは置いといて、まぁ過程を見てんだから。話は起承転結もわかりやすく、映画館で見てもガッカリはしなかったと思う。
出来は普通。以下でも以上でもない。
「漫才ギャング」見ました。
なかなか面白い。
品川監督の「ドロップ」「サンブンノイチ」とこの映画は、セリフをボケとツッコミっぽくしていて、前述2作では全く上手くないしハマってなかったけど、今作は漫才が題材だけあって、品川監督の下手さが逆にハマった格好。
品川監督の作品に欠かせない脇役といえば、綾部さんですね。
基本的に曲者だったりハイテンションなキャラが多い品川作品にあって、綾部さんの抑えた演技がとてもいいアクセントになっている。普通に俳優としてやっていける腕も備えてる綾部さんだと思います。
ぶっちゃけ品川作品が大好きではないけど、毎回無駄にキャスティングだけは冴えてますよね。今回は特にですけど、かなりバランスを考えてるんだと思います。言うならば、イバンコルドバとマテラッツィのCBくらい補完性に優れているコンビ。
つまらない。
何が面白いのか、さっぱりわからない。
前作「ドロップ」も面白くなかったけど、今作は更に面白くない。
ストーリーも面白くないし、映画内でのちょいちょいあるギャグ?も面白くない。
やっぱり総じて面白くないんだ。
品川は漫才も映画も面白くない。
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