復讐捜査線のレビュー・感想・評価
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みち満ちた考察
メル・ギブソン主演、マーティン・キャンベル監督。
でなぜこういう扱いになったのか考えよう。
その1
邦題
Edge of Darknessが原題。
チャック・ノリスIN「野獣捜査線」の原題がCode of Silence
だからか~~。
考えた人、どんだけチャックファンなんだ。素晴らしい。
しかし少なくともギブソンがチャック並というわけではないという弁解が必要だとは思うがな。
その2
公開エリア
あんなあ、最近ひどいぜ?
イーストウッド、プリ夫の「J・エドガー」なんか、わしらの県じゃたしか結局公開せんかったしの。
(これは事情が深そうな気もするが)
まあ、これはこの映画のデキうんぬんではないな。
その3
ギブソンらしい変態復讐アクション炸裂で常人置いてけぼり。
「ダイ・ハード」を思わせるオープニングからいきなり娘がゲーロゲロ。
さらにいきなり血っ
「パパっ!ああっパパっ!!話したいことがあるのっ!!」
なにこれ、もんのすごい怖いですけど。
こりゃギブソンの趣味だな。
とにかく常人には思いもつかない恐怖演出が随所にある。
おじょうさんの幻影との格闘?あり、涙を誘うラストもホラー。
その4
ギブソン自身
かつてはセクシーな男優として名をはせた。しかし今のギブソンの風貌はどっからどうみても
「やはりな」
のドメスティック・バイオレンス風である。背の低さは隠さなくなったが、その顔は隠せ。
まとめ
やや話がでかくなりすぎ、決着のつけ方も
「だったら、最初からそうしとけ」
というオチだが、上記のように見どころは満載。
もちろんギブソンとウィンストンの、なんだこれ、のセリフの応酬も忘れてはいけない。みち満ちている。
軍需企業への、なんだこれ、の批判もある。みち満ちている。
使い方違う?
絶望感から復讐心へ
メル・ギブソンが「サイン」以来8年振りに主演を務めた作品。
愛娘を失った警官トーマスは犯人への復讐を決意。
しかし捜査を進めていくと予想打にしない展開となっていく。
映画としてはアクションよりも、犯人は誰か?なぜ?というサスペンス要素が強い印象でした。
開始早々の絶望感が凄いですが、そこから優しい父親が怒りに燃える復讐者へと変貌します😱
同じ刑事でもリーサルウェポンのようなユーモアは無く、「逮捕などしない。殺してやる」という容赦のなさも珍しいですね。
Good story and good action!
I enjoyed Mel Gibson as a father revenge for his daughter. This is the story for Mel Gibson. No one can act like him.
娘の仇は、俺が撃つ!
2021年3月27日
#復讐捜査線 (2010年)鑑賞
#メル・ギブソン 久々の主演作!
父1人娘1人の家族で、娘を目の前で殺されたら復讐するのは当たり前だろうな。しかも政治的陰謀なら尚更!
ただ、邦題がイマイチと思う
いかにもB級映画っぽいタイトル
原題は、edge of darkness 闇の端 なのにな!
髭剃りのシーン、好き(^-^)
初めて観た時は少し物足りない気もしたんですが、今は感じなくなりました! シリーズ化してほしかったですが、娘さんと幸せに天国へ行ってしまったのでこれでいいのかな(^-^) 悲しいエンディングな感じもしましたが、これからはずっと一緒にいれますしね(涙) 娘さんが撃たれて、抱き締めながらお祈りをしてるのに、途中で泣き崩れてしまうメル・ギブソンの姿にいつもウルッときちゃいます。 娘さんの友達が車を降りた瞬間に激突されるシーン好きです、車に轢かれるシーンが好きなんて言うと神経疑われちゃうかもしれませんが、迫力があってという意味ですよ(笑) 娘さんも素敵でしたが、子供時代の子役の女の子が可愛い過ぎる(笑)
ラストシーンが印象的。
原題は、EDGE OF THE DARKNESS。邦題の付け方がなかなか古風ですね(笑)これはこれでなかなか好きなんでですけどね♫
娘が殺されたその真実に一歩一歩近づいていく展開は、なかなか良かったです。ただ、死へと向かっていく救いのないダーティなストーリーはなかなか重いですね。最後、トーマスとエマがどこかやりきった満足げな表情で病院から寄り添いながら出ていくシーンは、ある意味、救われる描写で印象的でした。ストーリーとしてはあっと驚くどんでん返しがあるわけではなく、大きな盛り上がりがあったわけではなかったのでサスペンス映画としてはやや物足りないかなぁ。
カーチェイスや、助手席からふっとばされるシーン、車が吹っ飛んで水面で水没するシーンなど、車絡みの映像の迫力はすごかったです。
凄まじい
なかなか壮絶な話でした…。
邦題で損してません??
最初に浮いていた死体にも納得。
放射能…(>_<)
核兵器はもちろんですが、food poisoningがリアルで恐ろしい…。
愛娘を亡くし、背中からは哀愁がプンプン。
しかし失うものがもう何もなく、向かう敵には猛獣のごとく。違法なんて何のその。
警察特権振りかざし、殺し方も容赦なし!
激走する車を全く怯むことなく、銃で迎え撃つ姿が格好良かったです。
Jedburghが一体何者だったのか、よく分かりませんでした。どっちに付くかは自分で決める人なんでしょうが、そうなると、善人はそもそも裏の仕事を依頼しないでしょうし、悪人も頼みづらいでしょうね。
娘役が2人ともとても可愛かったです。
終わり方は”Braveheart”に似ていました。
安全な核兵器
エマ(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)の勤めていた会社はノースモアという安全な核を研究する施設だった。彼女自身、MITの卒業生という優秀な24歳。有給を使って、やもめ暮らしのトム(ギブソン)の家へ帰ってきたばかりだというのに、吐いたり吐血したりと緊迫した状況になってしまい、急いで病院に連れて行こうと玄関を開けた瞬間の狙撃!「クレイブン!」という声は父に対してなのか娘に対してなのかわからない状況。彼が恨みを買ってないか、過去を洗ってみても浮かび上がらない。わからないままエマの恋人や同僚に話を聞き始めるが、仕事の内容については口を割ろうとしないのだ。
やがてノースモアが核兵器を秘密裏に製造していることを突き止めるが、環境保護を訴える過激派も3人殺されている事実も発覚。トム自身も暗殺者に狙われるが、刑事の立場を利用しながらなんとか乗り越える。そして、事後処理専門の男ジェドバーグ(ウィンストン)とも知り合うが、彼はチャンスがあったにもかかわらずトムを殺さなかった。そして、エマの恋人も殺され、同僚も目の前で車にはねられ・・・
真実は闇の中!政府にも守られた軍需産業を暴露しようと告発。しかし頼んだ弁護士が企業と癒着していたという不運。エマは過激派とも知り合い、彼らを使い、ノースモアに侵入させたのだが、彼らは被曝させられ殺されたのだ。エマもまた被曝。都合の悪い者は皆被曝させるという恐ろしい企業だった。トムもまた自宅の冷蔵庫の牛乳によって・・・ジンジャーエールばかり飲んでたのに(笑)。そして死期を悟ったのか、暴れまくって暗殺者や社長(ヒューストン)なんかを殺しまくる。
反核なども視野に入れた社会派サスペンスだったが、ジェドバーグが最後には悪い奴らを殺すなんてのが意味不明。正直者クレイブンと知り合って改心したってことでよろしい?まぁ、悪い奴は生き残るっていう社会派のテーマとも言える醍醐味がなくなっちゃったのが痛いぞ。それに日本語タイトルもいただけない・・・元がテレビドラマの映画だということでつけたんだろうけど・・・
面白いです。
とある映画がきっかけで久しぶりの視聴。
いい映画。冒頭のメルギブソンとボヤナノバコビッチのほんの数シーンでいい親子関係だと思える。そんな矢先にいきなり娘がショッキングな殺され方。可愛い子が無惨に殺されるところはなんとも言えないきもちになります。
その後の幻覚や幻聴がまた切なくさせる。一時的に捜査に必死になったことで、幻聴幻覚が出ていなかったが、不意にまた起こるのがいやらしい。
最後の病院から出て行くシーンもいいです。
誰でもないおっちゃんは何者なのか気になるところ。
邦題と予告に騙されるべからず
邦題と予告に騙されるべからず。
『パニッシャー』のような復讐系アクション映画のように予告されていますが、まったく違います。
娘を殺されたベテラン刑事が、娘の死に隠された陰謀を暴いていくものです。
アクションシーンなんて2回くらいあるかないかです。
鑑賞前はまずそこに気をつけましょう。
さて内容ですが
作品自体は悪くないですね。
メル・ギブソンの演技がなかなか良かったですね。いい味だしてます。
また
娘の幻覚を見たり、幻聴を聞いたりするシーンを随所に入れたのは素晴らしく評価できる点だと思います。
結局政府の陰謀系の話しなのですが、なかなか面白かったです。最後の最後、病院を“二人”で出て行くシーンは思わず涙してしまいました。
渋くてイイ映画になっていると思います。
メル・ギブソン
単にメル・ギブソン主演+某TSUTAYAで高ランキングなので
借りてみた。
期待していただけに、ちょっとがっかり。
娘を目の前で奪われた父親(かつ警察官)が犯人を追うというのが主なストーリー。
ってことで、復讐操作線というタイトルになっているが、
原題 Edge of darknessと比べると、うぅぅん・・・て感じ。
中身としては、
戦闘シーン→迫力に欠ける
(車のドア開けた瞬間ぶっとばされたり興奮というよりはびっくりするシーンはあり。)
話の展開→新真実の究明など展開されるが、それほど複雑ではなく、かといってなるほどっとなるものでもなし。
てなわけで、評価は3.0(2.5か迷った)
ただ、主演メル・ギブソンは演技やルックスも渋く
別の出演作品を観てみようと思う。
もっとマシな邦題無かったの…??
一人娘を殺された刑事の父親の復讐劇。
それだけの薄っぺらい内容かと思ったら、監督マーティン・キャンベル、製作グラハム・キング、脚本ウィリアム・モナハン、音楽ハワード・ショアなど超一流のスタッフが揃っているのだもの、ただの薄っぺらい話ではなかった。
娘は働いていた軍需企業の秘密を知り、その隠蔽の為に消された。
復讐アクションに企業悪を背景に配し、そこそこ見応えあった。
あの暴言事件以来、ご無沙汰のメル・ギブソン。
暫く見ないでいたら、老けたなぁ…。
さすがにかつての人気アクションシリーズの頃のように体が動かなくなったのか、激しいアクションは控え目。
アクションより、娘の死の真相を追求しようとする執念の姿の方が印象的。
それにしても、「96時間」といい、ハリウッドは娘を愛する暴走親父の話が受けるのかな??
どちらも少々(いや、かなり)狂気じみてるが、アクション映画にしてみればこれほど分かり易い話はない。
だけど、どう弁護しても、この邦題は…。
無名俳優が出てる未公開B級映画じゃないんだから。
渋い
渋いミステリー要素と渋いアクションがとてもいいバランスで噛み合ってとても面白かった。
メル・ギブソンが殺し屋に向かって「オレは全てを失い、恐れるものが何もない男だ」というのが、孤独と悲しさと強さを感じさせ大変グッと来るセリフだった。
久しぶりに敵が身内じゃない話でとてもよかった。
お父さん、真実を求めて突っ走る!
メル・ギブソンは確かに髪は薄くなり、顔は皺くちゃになって老いたが、その狂気を帯びた演技は変わらなかった。「マッド・マックス」「リーサル・ウェポン」を彷彿とさせる父親役は、侘しさを感じさせながらもかっこよかった。話としてはよくある話だが、いろいろな人物がきちんと描けていてよかった。もみ消し屋なんていう職業も出てきて、本当にあるんだと思った。最近の映画はCG全盛でつまらなくなったが、こういう肉体で魅せてくれる映画はやっぱりいい。評判通りおもしろかった。
しんきくさい
久しぶりにメルキブソンの映画を見ましたが、期待していたので正直がっかりでした。
リーサルウェポンの印象が強すぎるのでメルキブソンが刑事役をするとどうしてもマーティンリッグスを思い出してしまいます。
リーサルウェポンのメルキブソンを期待しているのならがっかりしてしまうと思います。
父親捜査線。
度重なるお騒がせ歴で、映画界からはもう干されちゃったのか!?と
思っていたメルギブの完全復帰作^^;かと思わせる仕上がりに驚いた。
おそらく劇場でチラシを目にしなければ、ナンだこのB級なタイトルは?
とスルーしてしまいそうな作品だった。どうしようかなぁ~なんて悩んで
観たものの、いやいやなかなかの面白さ。そしてメルギブ、老けたけど^^;
まったく勢いが衰えてない。マッドマックス、リーサル・ウェポン、と当時
飛ぶ鳥を落とす勢いでガンガン攻めまくったメルギブの雄姿が懐かしい。
今作はそれとは違うけど^^;いや、まだまだやるぜって顔してるのがイイ。
もともとはこの作品、英の傑作TVドラマだったらしい。
そして本作はその演出を手がけたM・キャンベルが自ら監督してリメイク。
ということは、勝手知ったる何とやら~♪で面白くならないはずないわね。
確かに時代が時代、その当時を想い浮かべながら、つまりこの作品で一番
ウケまくるのは、私のようなご当時世代だけなのかもしれない^^;けど、
玄人な年寄り(すいません)名優に囲まれて、自らも加齢による皺が目立つ
ギンギラ顔をチラつかせながら、娘の復讐を虎視眈々と狙うところがイイ。
ただ、脚本的には粗が目立つ部分もかなりあって、説明不足な展開もある。
最愛の娘…といいつつ、なぜか疎遠になっていた感のある実態、ベテラン
刑事なら、娘の仕事くらい掴んでおけよ!!と突っ込みたくもなったが^^;
どう考えてもこの娘、おかしいだろう?その体調…と思ったらあっという間、
ドッカーン!!な展開の早さに呆然。でも、そこから謎に包まれた巨悪との
闘いが始まるわけで、もう観ているこっちは興味深々。まぁハッキリいって、
犯人はすぐ分かると思うけど。込み入った謎も蓋を開ければ込み入ってない。
でも押し込み強盗的に(得意だよね~このヒト^^;)捜査を続けるお父ちゃんに、
加担したくなるのはこういう展開でしょう。型破りな人情がいかにも昭和的!
なぜか殺し屋とも友情を育んでるし…。(今回はいいヒト、R・ウィンストン)
冒頭ですぐ…だけど、娘も可愛い顔してますしね~。
後半がギャング映画みたいな展開になっちゃったのがチト残念^^;ながら、
なかなかの充実感が味わえる。お父ちゃん全開のメルギブもけっこうイイ。
(今の日本にはタイムリーな内容。巨悪の根源はやはり使う側にあるんだな)
企業は利益だけを求めてはいけない
原題はエッジ・オブ・ダークネス。近年、原題をそのままカタカナ表記するタイトルが多い。
その状況の中、復讐捜査線というタイトルはどうなのか。
分かりやすいが微妙なタイトルではある。
ボストンの警官トムは最愛の娘エマと久しぶりの再会。
楽しいひと時と思いきやエマの鼻からタラ~と血が、オエオエ吐血。
エイリアンでも飛び出すかと思ったが、いきなり銃で殺される。
メル・ギブソンのアクションはエマの恋人とちょこっとじゃれる程度。
年をとったとはいえもうちょいできるだろ。
あとは心理戦、推理戦、情報戦、腹の探り合い。
ときどきアクション、銃撃、殺人が入るからあまりあきない。
トムに軍需企業の情報を提供した女(エマの元同僚)が、トムの車を降りると同時にドアごと車に飛ばされる。
やってくれるじゃん。
一番のお好みは隠ぺい工作者。トムとのやりとりがいけてる。
企業とグルになっていた議員、政府関係者を銃殺する。
今まできれいごとだけで生きてきたわけではないだろうが、
病気で余命短いためどうせ死ぬなら悪い奴を道連れにと考えたのか。
ときどき挿入されるトムとエマの思い出はアクセントになっている。
その中に小さいエマがヒゲソリのまねをするシーンがある。
ぴあの表紙で広末のヒゲソリを思い出した。
人間は国や時代が違っても同じようなことを考えるものだ。
軍需企業、核兵器、有害物質、過激な環境保護団体、警官、議員、政府関係者、殺し屋、隠ぺい工作者など入り乱れているが、ほどほど楽しめる作品ではある。
そろそろ限界
期待して観たから、ちょっと低めのスコア。
メル・ギブソンは良い俳優さんだけど(アクションは)そろそろ限界っぽい。。体、重そうだもん(歳だしね。)
銃撃シーンやカーチェイスも悪くなかったけど、その先が想像できる感じ。
ストーリーも練ってる風だけど、こんな話聞いたことある、みたいな。
エンディングは良かったかな。 娘役の子もかわいかったし。
"父娘映画”で比べるならば、個人的にはリアム・ニーセンの『96時間』の方がテンポ良くて(内容はイマイチだったけど)好きです。
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