わらの犬のレビュー・感想・評価
全5件を表示
こういうカタルシス全開系の映画って大っ好き!
謳い文句にハズレなしで、ほんっと凄まじい怒涛のラスト20分なのな!
まさに目には目を!キ〇ガイにはキチ〇イを!
序盤のヘタレ主人公が徐々にではなくて一気に弾けて殺戮マシーンに変わるところは見ていてスッキリするです。
報復の動機が明らかに存在していて、悪党どもがこれでもかというくらいネチネチジワジワと嫌がらせを続けてやがったので
殺られる側にこれっぽちの憐憫の情が湧かないから余計になのな。
殺ったれ!殺ったれ!もっと殺ったれ!と思ったです。
最後の最後の殺しでは、若い子がネット使う言葉風に言えば「ざまぁw」とか「メシウマw」みたいな?
そんな言葉が湧かずにないられませんでした。
そして終わるわけですが、『処刑教室』のように目撃者がいなかったため(みんな死んでるしw)罪に問われなかったのような展開を期待せずにはいられません。
そういうおふざけの視点で観る映画ではなかったかもしれませんが、少なくとも私はそのような視点からこの評価を付けたですね。
タイトルの意味はアホの子すぎて、よく理解できなかったです。
オリジナルの方がそのような暴力描写が過激らしいので、是非観てみたいと思います。
こんなレビューでいいのか???
南部は野蛮
文化風習感性感覚の違う育ち方すると
やっぱりムリやわ
同じ集落には暮らせない
差別とはまた違うと思うんだけどな…
曽野綾子がパッシングされてたけど
話しは映画
ここまでの殺戮になるとは…
まぁ、仕掛け罠があった時からわかってはいたが
駄作過ぎて怒りさえ覚える
オリジナルは物凄くいや〜な話なのに、綺麗にしちゃったからつまんなくなっちゃった。これぞリメイクの失敗例。
あらゆる面で重要なポイントが弱まってるが故に、物語の魅力が弱まってる。
物語の魅力とは、まず、田舎町のいや〜な男たち。暴力的でやらしくて、遠くからこっちを見ながらニヤニヤして、何やらクスクス笑ってる感じ。その不吉さが足りない。
そして主人公の男。これはキャスティングのミス。見た目が弱そうに見えない。
オリジナルのダスティンホフマンの様に、背が小さくて、女々しく、ナヨナヨした頼りなさが、ジェームスマースデンにはない。
外見だけでなく、内面も駄目だ。非暴力にもっと固執しないと…。
オリジナルでは、段々とエスカレートしていく暴力に対し、まるで自分に言い聞かす様に、しつこく非暴力を訴えるさまが、観客を苛立たせた。そこが良かったのだ。そういう所も含めて、いや〜な映画だったのだ。今作ではその部分がしっかり描けてなかった。重要な所なのに…。
あとオリジナルでは、汗が良かった。やたらジメジメして、あぶら汗で顔がてかり、髪の毛はぺったんこで、眼鏡がずり落ちる感じ。いや〜な雰囲気がしっかり出てた。
今作はさっぱりだ。
そして嫁。せっかくのケイトボスワースなのに、レイプシーンが甘い。何故もっと強引にやらないのか。何故もっと抵抗しないのか。2人目のレイプシーンにおいては最悪で、あの汚い野郎が現れて、え?!最悪だ…となるのに、旦那のハンティングシーンをカットバックで見せすぎるから、その衝撃が弱まってしまっている。オリジナル通りバックでレイプするのは正解なのだが、もっと荒々しくやらないと…。もっと観客を不愉快な気持ちにさせないと!そこがわらの犬の醍醐味だろ!
ケイトボスワースは個人的に好きなのだが、正直この役には合わない。もっと肉付きのいい、エロそうな女の方がいい。そして何より、オリジナルの女はもっと馬鹿っぽかった。そこが良かったのだ。ケイトボスワースは、馬鹿に見えない。
猫の死骸のシーンでは、猫がアップにならないから、主人公と一緒に驚けない。微妙に見えてるけど、が故に、え?何?みたいな感じ。勿体無い。
オリジナルを見た後は、こんないや〜な気持ちになる映画、二度と見たくない!と思った。
今作は、つまんないからフツーに二度と見たくない。
オリジナルに匹敵するほどの迫力
オリジナル(サム・ペキンパー作)が好きで、あまり期待せずに観たけど、いい意味で期待を裏切るできだと自分では思う。
設定をイギリスからアメリカの南部の田舎に変えたのもいい。
日本の田舎もそうだけど、地方の因習とか風習ってなにか大袈裟だけど不気味な印象がある。(悪魔のいけにえとか観てるとそう思う。)
ただ、好きな作品だけにペキンパーのスローモーションを多用した暴力シーンが強烈でその点では残念だと思う。
オリジナル見てない人向け❓
(見てても面白い作品です。)
予習してから
1971年の作品をリメイクしたという 一本。 率直な感想を言うと、「何で観たのかな、私…」 出演者だけに惹かれて 観にいったのですが、もう少し予習しておけばよかったと 後悔。 ストーリーが好きになれず、女性として 居心地の悪さを感じる映画でした。
映画の脚本家・デービッドと その妻・エイミーは 都会の生活を離れエイミーの故郷・南部の田舎町へと引っ越す。 よそ者へ警戒心をむき出しにする住人との 温度差を感じつつ 打ち解けようと努力をするデービッドだったが、執拗な嫌がらせは 日に日にひどくなっていき…という内容。
デービッドを演じた ジェームズ・マースデン。 『X-Men』を飛び出してみたけど なかなか当たりが出ない彼。 今回も キャラ設定がイマイチはっきりしない可哀相な 配役。 原作のデービッドをダスティン・ホフマンが演じたようですが、どちらかというと ダスティンの方がイジメ甲斐がある感じかも? 夫婦のバランスも あまりよくないように思いました。
その妻・エイミーを演じた ケイト・ボスワース。 『ブルークラッシュ』以来、印象に残る作品が少ない 彼女。 スタイルの良さで買われたようですが、何でこんな作品に 出ようと思ったんだろう… ベッドルームでの夫婦の会話が しばし見られましたが、“色々あったのに”どこか冷静なエイミーというのは 演技力不足と言われても仕方ないかも。。
エイミーの元彼・チャーリーを演じた アレクサンダー・スカルスガルド。 実生活でも「元彼」… そんな余談はおいといて、、、 配役的には 好きになれませんが、独特の雰囲気を持っていて 南部なまりも上手かったし 評価高いです。 よくゴシップ記事などで見かける風貌だと“フツー”だと思ったのですが 大工のチャーリー姿や、教会へ行く正装のチャーリーは 惚れてしまう~ほどカッコよかった!! これからに期待したい俳優さんです。
その他、注目したいのが 自閉症のジェレミーを演じた ドミニク・パーセル。 チョイ役ですが“キーパーソン”でもあります。 TVシリーズ『プリズンブレイク』などで活躍しているらしい俳優さん。 なかなかの演技力でした。
こんな終わり方って…と 気持ちも沈んでしまうような虚無感に襲われる エンディング。 多少の男尊女卑も見え隠れするような、「アメリカ南部って 今もそうなの?」と眉をひそめてしまう内容。 お勧めするわけにも しないわけにもいかず… アドバイスとしては、プレビューなどで予習して それでも気になる方は どうぞご覧になってください、です。
個人的な意見で申し訳ないですが、苦手なジャンルの作品なので 2.0の低評価。 …あ、それと 低予算の映画です。
全5件を表示