「地球の平和と未来と夢を乗せて、MIB、10年振りに再始動!」メン・イン・ブラック3 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
地球の平和と未来と夢を乗せて、MIB、10年振りに再始動!
あの黒服の男たちが10年振りにカムバック!
とにかく「1」は最高のエンターテイメントだった。
ノリ良くテンポ良く、笑えてハラハラドキドキ、オリジナリティ溢れて、文句ナシ!
公開時、「タイタニック」大フィーバーの中、奮闘していた記憶がある。
「2」は悪ノリし過ぎて、イマイチ…
10年振りとなる今作は、意外にもストーリー重視。
タイムトラベルが話のメインだけあって、前作前々作以上に練られていた。
地球の平和と未来と夢を、アポロ11号の打ち上げに繋げた設定がなかなかユニーク。
ラストの思わぬ感動エピソードは、シリーズを見てきた者にとっては感慨深い。
未来は沢山の可能性があって、ちょっとした出来事で未来は変わる…というのもMIBの世界にピッタリ。
だけどやっぱり、JとKのかけ合いが最高。
J=ウィル・スミスは勿論だが、ヤングK=ジョシュ・ブローリンがお見事。
Kというとトミー・リー・ジョーンズだが、そのプレッシャーを感じさせない、堂々としたKっぷりだった。
二人のコンビ愛も前作前々作以上。
ただ、トミー・リーの出番が少なかったのは残念…
後、悪役がちょっとインパクト不足なのと、ダニー・エルフマンによるテーマ曲をもっとロングで流して欲しかった、というのも残念だったかな?
でもそれ以外は上々。
エンターテイメントとして、やっぱり楽しませてくれる映画だ。
コメントする