「JとKの絆」メン・イン・ブラック3 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
JとKの絆
エイリアンの地球上での行動を監視し、時には命懸けでエイリアンと闘う『メン・イン・ブラック』シリーズの第3弾。
制作総指揮は、再びスティーヴン・スピルバーグが担当し、お馴染みのウィル・スミス扮するエージェントJとトミーリー,ジョーンズ扮するKの黄金コンビが復活したのは、ファンとしても嬉しい限り。
このシリーズは、パワフルなアクションは勿論、奇抜なエイリアンの映像、そして何より、ウイットに富んだ会話は、この2人だからこその面白さと言える。
というものの、今回は、Jが40年前の世界にタイムトラベルして、若き日のKと共に、脱獄囚のポリス・ジ・アニマルと闘いを繰り広げる、時代を超えてのシチュエーション。
その為、スミスとジョーンズの絡みは限られていたが、若きKを演じるのが、ジョシュ・ブローリンは、メイクも施せば、Kの若い頃と言っても差し支えないほどよく似ている。スミスと40年前のジョーンズが、映像の中に、確かに存在していた。
ストーリーとしては、Kの単独捜査を怪しんだJが、彼に尋ねたが、何の情報も得られなかった。次の日、本部でJはKを捜していたが、40年以上も前に死んでいたことになっていた。そこで、Jは、Kの死を阻止するたかに、Kが死んだとされる40年前にタイムトラベルし、敵対するエイリアンに闘いを挑む。
そして,JとKが40年前から堅い絆で結ばれていたことが明らかになるラストは、なかなかの感動シーン。本シリーズで一番、面白いストーリー展開とも言える。
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