世界侵略 ロサンゼルス決戦のレビュー・感想・評価
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何かそれっぽくしただけの映画!!
冒頭で「California Love」が流れ、西海岸を満喫できるかと思ったら違って、がっかりでした。観客は敵の姿を観る事が殆ど無く、海兵隊員のリアクションのみで進むため、長い予告編を観ているような感覚になります。「ブラックホーク・ダウン」は得体の知れない現地人が怖いというのがありましたが、本作はただのリアクション雰囲気映画という感じです。
戦争映画としての魅力
本当に二時間ノンストップの激戦を披露してくれた。エイリアンは統制もとれており、どこか人間と同じような作戦を立てて攻撃をしてくる。印象強いのが負傷したエイリアン兵一人を仲間が抱えて救出するシーン。このような今までこの手の作品では味わうことのできなかった描写をチラリとさりげなく描いてくれていて好感触だ。
内容や迫力はやはりアメリカ映画であり、侵略の様子や、エイリアンの戦闘マシンなどSFっぽさが表れている部分は当然多く、ハリウッドならではと言えるビッグスケールの作品として十分に記憶に残る作品だ。しかし全体を通してそれほどSF映画を観たという感覚は意外にも少ない。それにも勝って強く思い起こさせられるのが戦争映画だった。
それは本作の持ち味である、軍人目線で二時間まるまる使った銃撃戦がそれに一役買っているのだろう。ストーリーもそうだ。そこに生まれる人間描写も軍人目線だからだ。敵がエイリアンだろうと他国の人間だろうとやることは同じである。祖国や愛する家族のため、身を粉にして戦うのだ。それはある事情で他惑星を侵略せざるを得なかったエイリアンも同じである。そういう描写は本作が特に強いと思われる。緻密なストーリーを見たい気もしたが本作の作風からしてそれは不要だったのだろう。ひたすら戦闘に徹底した本作には頭が下がる思いだ。
銃撃戦が主体、小規模作品
あらすじ
異星人からの侵略を受けたロサンゼルス、
反抗のため米軍は空爆を開始する計画だが、
空爆域に民間人が残っていた。
アーロン・エッカート扮するマイケル・ナンツ二等軍曹
ほか海兵隊2-5小隊は
攻撃開始時刻までにエイリアンが跋扈する空爆域から
民間人を救出しなければならなくなる。
モキュメンタリー形式でSFというとモンスターズ(2010年)が印象深いが
本作も似たようなテイストだ
だがこちらの方は予算がかかっている分アクションが主体
モキュメンタリー調なのでそのアクションにはリアリティがある
トランスフォーマーやアベンジャーズ系のごちゃごちゃしたアクションではない
全体的にこじんまりとしていて演出は控えめ
鳥瞰図的な撮影が抑えられ、主人公たちとともに戦場を駆け抜けるような撮影技法が取られている。
宇宙戦争もののSFというと
インデペンデンスデイ、宇宙戦争、マーズ・アタック!
エボリューションなどなど
宇宙人の致命的な弱点を突いて撃退するのがよくあるセオリー
本作では敵兵器の一部無力化はできるという希望は描いていたが
「戦いは続いていく」という対テロ戦争以降の疲弊した戦争映画だ。
これがとてもいい
銃撃戦が主体であることから派手さはない、
だが民間人を命がけで救出し、我が身の危険も顧みず反撃の好機を狙う姿はいかにもアメリカ的思想
抑えの効いた演出もリアリティある戦闘も面白い
できれば大音量、大画面で視聴すべき作品。
胸が締めつけられた。
スカッと見たい時に
未知との戦い
ミシェル・ロドリゲスという女
いい意味で地味
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