劇場公開日 2011年9月17日

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「第9地区の逆襲?」世界侵略 ロサンゼルス決戦 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0第9地区の逆襲?

2011年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

1942年、米ロサンゼルス上空に未確認飛行物体(UFO)の編隊が出現し、空軍が対空砲火を行うも撃墜は失敗。 それ以降、世界各国で不気味な円盤の目撃情報が相次ぐ。 そして2011年、ついに宇宙からの地球侵略が開始される。 人類最後の砦(とりで)となったロサンゼルスを舞台に、エイリアンの侵略に立ち向かう米海兵隊員たちの戦いを描くSFアクション(作品情報より抜粋)

前半は「海兵隊の 士気向上のための映画?」と、やけにマニアックさが目に付きました (好きな人は かなりハマると思います)。 地球(LA)侵略が始まる部分では 「第9地区の逆襲?」と、何の映画を観ているのか 途中ちょっと混乱。。 後半も“海兵隊 リクルート・ムービー”のようで、見る人によっては オフェンシブ(無礼・不快)に感じるかもしれません。。 なので今ある(海兵隊についての)予備知識などを外して 「国を・国民を守る人たち」という名目の下、彼らの活躍を見るのがいいかと。。

主人公・スタッフ・サージェント ナンツを演じた アーロン・エッカート。 彼がよかった! 本当は隊員になった方がよかったのでは?と思うほど、似合っていたし 迫真の演技でした。 実際に 現役の人たちのトレーニングに参加したり、撮影中に足を骨折するなど 本番さながらの戦いをしたようです。 ヘタな恋愛映画(『Love Happens』)なんかに出るより、隊員役が ずっといいです。

テック(テクニカル)サージェント サントスを演じた ミッシェル・ロドリゲス。 ユニフォーム、似合いますねぇ☆ 『アバター』の時よりは ちょっと控え目、でも仲間を支える兵士として 活躍。 ちなみに彼女は 海兵隊員ではなく、空軍の兵士です。

エンドロールまで気づかなかった! コーポラル ハリスを演じていたのはNE-YOでした。 セリフも結構多かったのに、あのメガネが似合いすぎて ワカラナカッタ。。(笑) 演技、よかったです。

冒頭でも書いたように、海兵隊に詳しい・興味のある方、戦争(戦闘・攻撃)映画が好きな方には最高の一本です。SF作品、エイリアン侵略と“未知の世界表現”などを期待すると「ちょっと違うなぁ」と感じるかも。なので、わたしは中間をとって ☆3つにしました。

P.S. 常に 空気が張り詰めた状態のシーンばかりで、かなり疲れるし 長く感じると思います。 体調を整えてから見ると グーだと思います。

Blue