書道ガールズ!! わたしたちの甲子園のレビュー・感想・評価
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全国の高校から集った書道部が書の腕とパフォーマンス競い合う「書道パ...
全国の高校から集った書道部が書の腕とパフォーマンス競い合う「書道パフォーマンス甲子園」を題材にした青春映画。
汗と涙と墨と
書道パフォーマンス甲子園が大好きです。改めて映画を観ましたが、情熱にあふれてます。この世界やっぱりそうなんだなあ。役者の方々よく書きました。皆さん、今の書道パフォーマンス甲子園のレベルの高さを観てください。さらに感動できます。
私が好きなもの。
高校生が自分たちで
衰退した町を活気づけるため、
書道パフォーマンス甲子園を
企画・実行し、自分自信の成長や
仲間の絆を深めるおはなし。
本作の人との関わり方の
考え方が好きです。
主人公たちは、衝突を繰り返しますが、
それは、
相手の事情を知らずに、
自分の考えたこうあるべきという
思いで相手とコミュニケーション
してしまう。
けど、
だんだん事情が
分かるにつれ、
それに応じた反省や謝罪をして
絆を深めていく。
いじめ、家庭の事情。
ひどい経験をした人を仲間として
特別視しなくて、自然でいい。
傷ついても、
自分が行動を起こすことで
周りが変わっていくのが
いいとおもいました。
その、プロセスが愚直で
好きです。
人生の一部に、彼女らのように、
思いをかけたイベントの
経験がある人は幸せだなぁ。
エンディングもいいです。
私がすきなもの
・真っ青な空
・海へと続く坂道
・自転車のペダルを漕ぐ音
・紙工場の煙突
・そして、… 4人の顔。
最後の エンディングは
彼女達の
この瞬間を切り取った
感性溢れる描写でした。
町の衰退や友達の事情など
男子部員は何をしている?
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
よくあるありふれた話ではあるのだが、このように若者たちがその幼さを見せて苦労しながらも一生懸命に頑張っている姿は、いつ見ても悪くない。何かに打ち込める人は幸せだし、だからそれを見つけることができた人は幸せだ。主人公も視野の狭さや幼さを見せながら、親のためではなく自分で行動をして成長していく。結果云々ではなく、彼女らの精一杯が面白い。個人や地域や、そして不人気で時代遅れとなっている書道というものが抱える問題を物語に取り込んだのも良い。
だがこの映画、男子部員の扱いがあまりにひどくないか。題も「書道ガールズ」なのだが、男子部員を登場させておきながら、ただのその他大勢にしてしまっているのはいったいどういう意図があるのだろうか。それから何かあればやたらと墨汁を飛ばして人を真っ黒にしていくというのは多用しすぎではないだろうか。もっと他に滑稽さを出す演出方法はなかったのか。
書道パフォーマンスは面白い
書道甲子園の存在をアピールするにはとてもよかった。
地味なイメージの書道。
だけど、最後の作品たちだけでも面白い。
かなり従来の書道とはかけ離れた、派手でカラフルな書道。
物語は、青春を絵に描いた、いつも通りの感じ
THE☆青春
ケンカばっかだった書道部が、だんだん一つになって書道パフォーマンスをやるお話。
部員1人1人が良い味だしてて良かったです!
個人的には池澤先生が超良かったー!!!(≧▼≦)教える資格…あるんです!どんな大人もいろんな影響受けて成長していくんだなぁと思いました★
学生時代こそ、何かに打ち込める人って輝いてて素晴らしいと思います☆
若いってい〜な〜と思ってしまいました(´∀`)♪
強引なところはあるけれど「感動した!」
一度、生のお姿を拝顔したい女優さんが
数多くいましたので、上映開始前ではありましたが、
毎度のように、公開初日の舞台挨拶へ足を運びました。
書道ガールズの面々による
簡単な書道パフォーマンスもありました。
映画館の雰囲気を盛り上げたのち
こちらも期待にテンションを上げて上映開始を待ちました。
☆彡 ☆彡
いやぁ、よかった!
いやぁ、感動した!
だって、客電点灯したら
絶対に、一番に拍手してやろうと思ったもん(笑顔)
〈 再生 〉
〈 書きたいとの気持ち 〉
〈 子は親の知らぬところで育つ 〉
拍手の一番手は別のかたにとられ、
ぴあの満足度調査では1位を記録したようですが
劇場の拍手はまばらでした。恥ずかしがりやさんばかりだったのかな?
『とめはねっ!』意識でしょ
『ズームインSUPER』テレビ主導でしょ
先入観といいますか、偏見を持たずに観れば、
全体を通してストーリーに多少強引なところは、
ありますが、ヒトツのサクセスストーリーとして楽しめると思います。
書道ガールズたちの仲間意識、
書道ガールズたちの親子関係、
書道ガールズたちの地域関係など
随所に散りばめられており、オーソドックスな
パターンだと、後半にクライマックスを持ってきて
一気に感涙してしまうのですが、今回は前半から至るところで
眼をウルウルさせたり、時には、涙をこぼしたりと、最初から最後まで感動しっぱなしでした。
その中でも一番のツボは音楽。
岩代さんが担当されている音もよかったのですが
書道パフォーマンスで使われたアンジェラ・アキさんの『手紙』。
わたしこの曲と歌詞が大好きなんです。
歌聴いただけで、いつもウルウルしちゃうのに、
こんなに上手くストーリーに乗っけられちゃったら
泣くなというほうが無理。肩震わせてヒックヒック、
音をたてながら涙腺の蛇口が壊れたんじゃないかくらいの勢いで泣いてしまいました(苦笑)
◇ ◇
成海璃子さん
『武士道シックスティーン』
剣道から書道への転向組みの一人ですが、
その作品よりも、今作のほうがよかったです。
舞台挨拶中から兆候は表れていまして、
『武士道シックスティーン』のときは、
お互いに褒めあいながらも北乃きいさんとの距離を感じたんです。
ところが今作。
舞台挨拶中、他の人が話しをしているとき、
隣にいる桜庭ななみさんと、微笑みながら、
ヒソヒソ話をする光景が、何度か見られました。
その距離感の違いが
今作の書道ガールズたちの一体感の一端のように私にはうつりました。
桜庭ななみさん。
これまではどちらかというと
『サマーウォーズ』の声優主役以外は
おしとやか系か陰のある役柄が多かったのですが、
今作、“Sの桜庭ななみさん”を観ることができます。
劇中セリフには似ていませんがモノマネもあり
これまでのイメージからは想像できない姿に笑いながら観てしまいました(笑顔)
山下リオさん。
こちらも『武士道シックスティーン』
剣道から書道への転向組みですが、
舞台挨拶で一番、眼が行ったのは彼女でした。
だって顔がメチャメチャちっちゃいんだもん!
以前人物レビューで
芝居は未完成と書いたのですが、
昨年からドラマの主役や、映画のヒロインを経験するに
したがって確実に上手くなっていますね。今作もなかなかイイ味を出していました。
小島藤子さん。
こちらは『とめはねっ!』からの書道部転校組みと同時に、
『おっぱいバレー』女子バレー部からの転向組みでもあるのですが、
セリフは少ないものの、なぜか眼が行ってしまう不思議なオーラを醸しだしていました。
高畑充希さん。
『ピーターパン』からの出張組ですが
一番おいしかったのは彼女でしょう!
おかやまはじめさんとナイス、ハートフル父子でした(笑顔)
☆彡 ☆彡
クランクイン前の
昨年12月から稽古をした書道。
今作、吹替えはなく、すべて自分たちの手で書き上げています。
ラストのパフォーマンスもお見事の一言でした!
それにしても
四国の甲子園熱ってスゴイですね。
今作、
愛媛県の書道甲子園に、
高知県ではまんが甲子園が開催されていますからね。
次は?
徳島県、阿波踊りが盛んなのに絡めて
ダンス甲子園あたりをやっちゃうのかな。
そういや『阿波ダンス』って映画あったよね(苦笑)
やっぱりこういう映画は好き
題材が書道とは言え、廃部寸前の部員たちが再び一つの夢に向かって奮起する。仲間との絆、家族との確執…何度となく青春映画で描かれて来たが、やっぱりこういう映画好きだなぁ。
青春時代なんてもう10年以上前だし、こんな青春送ってなかった。帰宅部だったし。だからかなぁ。
そして女の子たちが活躍するとなると、またイイ。
成海璃子はさすがに上手いし、桜庭ななみは魅力的。山下リオはとても美少女!皆、健気でイイ子ばかり。
こういう子たち、まだ本当に居るんだよね。だから映画になる。
笑いあり、爽やかな感動ありの定番なストーリーながら、やっぱり面白い。退屈に感じる人はそうは居ないのでは?
RIZE いい曲待ってるよ
主人公が学校帰りに通る町並。閉店の多い商店街。閑散としている。
女子高生が町おこしのために「書道パフォーマンス」を企画する。
「再生」の書は大きく元気よく、町を活性化するほどに
立派なものだが、その後、町は活性化したのだろうか。
映画は感動すればいいが現実は甘くないだろう。
書道部顧問となる金子ノブアキはクローズZEROⅡよりセリフも多く、
ミュージシャンの余技ではなく役者の芝居をしていた。
RIZEも最近いい曲ないし金子も分岐点か。
感動した
小生は、この映画のモデルとなった、三島高校のある四国中央市の出身者であることもから、この様な映画が出来たことに、嬉しくもあり、風景が懐かしくもあり、ドラマに感動もして泣きながら見てました。素晴らしい映画を作製してくれましたことに、感謝しております。有難うございました。
感動したっ!
拙ブログより抜粋で。
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書道という題材は目新しいが、お話の大枠はベタなアイドル青春映画と言っていい。
産休教師の代理で来た顧問とか、家庭の事情で部活がおろそかになった幽霊部員とか、厳格な父親との確執とか、ほんともう、どっかで見たことあるようなエピソードで先が読める。
それに、王道とはいえ紋切り型すぎて甚だ魅力に乏しい里子の父親とか、取って付けたようでまるで活きていない里子の幼なじみとか、欠点も少なくなく、減点法で評価すると平凡な青春映画になってしまう。
でも、好きなのよ。大好き。ベタを許せる青春映画好きなら絶対観て損はしない。
瑞々しい若手女優たちの好演(顧問役の金子ノブアキもイイ)に微笑まされ、ほとんどの店が閉店したシャッター商店街に寂しさを覚え、瀬戸内海を臨む田舎の風景に癒される。
そしてそれにも増して、クライマックスの書道パフォーマンスの圧倒的な力強さに拍手喝采。
ベタな動物ものだった『マリと子犬の物語』も好きな筆者は、猪股監督の堅実な演出と馬が合うらしい。
細かいアラなんかなんのその、丁寧に切り取られた日常描写が染みてくる。そしてここぞというところは徹底的に盛り上がる。
書道パフォーマンスでのダイナミックな演出を見せつけられると、これを地味な題材だなんてとても言えない。お見事。
アラが目に付くとはいえ、書道がきっちり、一応町おこしも機能した脚本も誉めたい。ありがちな青春映画だからこそ、押さえるべきツボは外さない。
この映画は単なる書道ではなく“書道パフォーマンス”の映画だった。それを知らしめるクライマックス。「そうきたか!」と気づいたときには、まんまとしてやられてました。
決して突拍子もないどんでん返しじゃない。そんな展開だってありがち。なのに号泣ですよ。
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