「私が好きなもの。」書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
私が好きなもの。
高校生が自分たちで
衰退した町を活気づけるため、
書道パフォーマンス甲子園を
企画・実行し、自分自信の成長や
仲間の絆を深めるおはなし。
本作の人との関わり方の
考え方が好きです。
主人公たちは、衝突を繰り返しますが、
それは、
相手の事情を知らずに、
自分の考えたこうあるべきという
思いで相手とコミュニケーション
してしまう。
けど、
だんだん事情が
分かるにつれ、
それに応じた反省や謝罪をして
絆を深めていく。
いじめ、家庭の事情。
ひどい経験をした人を仲間として
特別視しなくて、自然でいい。
傷ついても、
自分が行動を起こすことで
周りが変わっていくのが
いいとおもいました。
その、プロセスが愚直で
好きです。
人生の一部に、彼女らのように、
思いをかけたイベントの
経験がある人は幸せだなぁ。
エンディングもいいです。
私がすきなもの
・真っ青な空
・海へと続く坂道
・自転車のペダルを漕ぐ音
・紙工場の煙突
・そして、… 4人の顔。
最後の エンディングは
彼女達の
この瞬間を切り取った
感性溢れる描写でした。
町の衰退や友達の事情など
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