劇場公開日 2010年5月1日

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「【”あたしは、中の下の女ですから!、で、何が悪いんすか!”蜆愛溢れる?人生肯定映画。満島ひかりさんって、ヤッパリ凄い女優さんだなあ!勿論、石井裕也監督も。】」川の底からこんにちは NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”あたしは、中の下の女ですから!、で、何が悪いんすか!”蜆愛溢れる?人生肯定映画。満島ひかりさんって、ヤッパリ凄い女優さんだなあ!勿論、石井裕也監督も。】

2023年1月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作はご存じの通り、石井裕也監督の商業映画デビュー作であるが、私は未鑑賞であった。(だって、映画館で掛かってなかったもん)。
  幼児虐待の世相を鋭く反映させた演出力で、逆境に立ち向かってゆく蜆加工工場のパートのおばさん達を始めとした、人たちを石井監督独独のユーモアを交えて描いている。ー

■故郷から駆け落ちしながらも、妥協した5年目の日常を送る派遣OL・佐和子(満島ひかり)。
 そんな彼女にある日突然、父親(志賀廣太郎)が肝硬変の病に倒れ、余命わずかだと知らせが入る。
 一人娘の佐和子は、水辺の町にある実家に帰り、(ついでに、同じ会社の課長だった男新井健一とその幼き娘加代子も付いてくる)工場を蜆工場を継ぐことに。
  その工場で働く人たちはみんなくせ者ばかりで…。

◆感想

・今作は、もう、とにかく満島ひかりさんのやさグレタ演技が凄すぎます。
ー 電灯は、足でなく手で紐を引いて消そうよ,とりあえず・・。あと、ビール飲み過ぎ!父親譲りか!-

・TVで幼児虐待のニュースが流れる中、佐和子は駄目駄目男の代わりに、最初は自分に全然な懐かない加代子を叱る事もなく、父親が経営している蜆工場で“跡取り”として働き始める。
 トーゼン、古株のパートのおばさん達の噂を含めた、陰口が始まる。

■だが、やさグレタ佐和子が、パートのおばさん達に言い放った言葉。
 ”あたしは、中の下の女ですから!、で、何が悪いんすか!”
 いやあ、すっきりしたなあ。パートのおばさん達の態度も、コロッと変わって・・。
 - 本音をズバッという事は大切だよね。ウジウジと影口を言っているより、ずっと健全である。今作の白眉のシーンであろう。ー

・酒好きの会社社長である佐和子の父(志賀廣太郎)と叔父(岩松了)の佐和子を想う気持ちも良い。
ー 但し、酒の飲み過ぎはイケマセン。G-GTP500の私が言える義理ではないが・・。(ちなみに基準値はMax50ね。オジサンの病気自慢あるあるである。スイマセン、脱線しました・・。)-

・そして、佐和子は新しい、商業戦略を立て、着実に会社を再生していく。勿論、パートのおばさん達も今や、彼女に付いている。勿論加代子も、ダメダメ新井も・・。

<今作は、ダメダメだった女性が、一念発起し、父の遺した蜆会社を面白可笑しく、且つシンミリとする部分も交えつつ描いた作品である。
 石井裕也監督、最初から凄かったんだね。邦画が誇る、才人である。>

NOBU
kossyさんのコメント
2023年1月20日

NOBUさん、共感&コメントありがとうございます。
今回はシェアというのが増えましたね~
前回の仕様変更で共感した人がわかるようになって、共感バックしやすくなったので助かってますけど・・・変更点とか、どこかに記載してもらいたいですね。
アカウントはそのうち映画com用に変えてみようと思ってますが、とにかく毎回ログイン画面が出てくると焦ります(汗)

kossy