ラスト・ソングのレビュー・感想・評価
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原作と違い過ぎて…(ネタバレあり)
原作の小説を読んだ事があるので、率直に言うと…原作の方が内容も深く、良いお話です。原作の方は、500ページ以上の大作ですが🤚映画は1時間半と言う事もあり、かなり設定も変えられていて、話もへし折られている感もあり、淡々としてしまっている感じです。マイリー・サイラスが演じた ロニーはもう少し用心深く、大人しい感じで、頭が良く、芯が強い感じの見た目とはギャップがある女の子です。ウィルはもっとロニーのお父さんと仲が良くて凄い好青年ですし、マーカスは犯罪者の一歩手前なくらいのサイコ、ウィルのお父さんはもっと良い雰囲気で明るい感じで、ロニーのお父さんはもっとロニーに寛容で万引きの時も唯一ロニーの味方でした。
残念なのが、原作でロニーとロニーのお父さんの良き理解者のかなり重要な役の牧師と結婚式をぶち壊した後にロニーとウィルの仲を取り持つウィルの美人な姉も凄い良い役なのにいないのは残念のほかならない。
火事もウィルとスコットが犯人で、犯人呼ばわりされているのがロニーのお父さんですが🤚原作では、スコットがやったと思っていたが、マーカスが犯人と言う所も違います。
最後のシーンもロニーは父の家に来る前に音楽院に推薦を受けていたけど、父に対する反抗から辞めてしまうが、最後に父の死に立ち会い、父の曲を完成させた事で彼女に再び音楽家としての気持ちが芽生えて、ニューヨークに戻り、音楽院でピアノを演奏しているとウィルが現れて、ロニーはいるハズのないウィルに驚きながらも抱き合い、ウィルがコロンビア大学に来た事を知って2人がひと夏の恋ではなく、運命の人だと確かめ合った所で終わる。
また原作では、ロニーはあんなに素直にピアノを弾かないし、お父さんのステンドグラスと曲はサプライズでもっと感動的なシーンなのに簡単に終わってしまっている。
同じニコラス・スパークスの君に読む物語は、映画の方が原作よりも肉付けされていて、素晴らしい作品なのに、ラストソングはティーンの恋愛モノになってしまったのが、本当に残念。
原作は、1人の少女が、疎遠だった父と最後の夏を過ごして、ひと夏の恋をして、大人になり、そしてまた夢へと向かっていく、人としての成長記であり、ヒューマンストーリーみたいな作品でした。
原作を読んだ人は、絶対にオススメはしませんが読んで無い人は楽しめる作品だと思います
。
意外といい映画だった・。☆
前評がイマイチのようだったので 期待せずに観たら、意外とよかったです。
ディズニーTVを観ていないので マイリーちゃん情報なしでしたが、“頑張ってる”感じが伝わりました(演技は ディズニー志向の“笑顔重視”でしたけど)。
おおよそ青春映画でしたが、主人公ロニーの成長が見られるストーリー。
音大に推薦されるほど才能のあるロニー、でも 父娘の確執で突っ張ってる。 そのギャップを表現するための?衣装は、どうも子供っぽくて 最初は中学生かと思っちゃいました(役はたぶん18歳)。。
で、突っ張ってるんだけど 心を開くのも早い(あんまりモメていられない、ディズニーだから)。
弟と仲が悪そうで かなり弟思いのお姉ちゃん。
ビーチで出会ったウィルとは くっついたり離れたり、んまぁ 女心コロコロ変わりっぱなし!
まぁツッコミどころもありつつ、安易にハッピーエンドにしていない部分が プラス評価☆☆
弟・ジョナ役のボビー・コールマン君の演技が、泣けました。 落ち込んでいるジョナを そっと見守り支えるロニーとウィルが、また良かった(じーん、涙)
パパ役の グレッグ・キニア。 『グリーンゾーン』では悪役でしたが、今回は 心も体も弱ってるパパ。 ちょっとキャラが弱かったけど、マイリーちゃんを立てるならこんなもんでしょう。
ママ役の ケリー・プレストン。 言わずと知れたジョン・トラボルタの奥さん、相変わらず お美しい・。★ あんまり映ると(顔立ち違いすぎて)親子じゃないのがバレるので 今回はちょい役で(笑)。
ウィル役のリーアム・ヘムズワース、終始楽しそうでしたね。 あれは演技じゃなくて、フツーに マイリーちゃんといちゃついてたっぽい。。
最後にマイリーちゃん。 お歌はすんごく上手いけど、しゃべり(声)がどうも コメディ向き。。 こればっかりは替えられないものなので、シリアス路線をあきらめて ポップな映画に出るほうが もっと・ずっと成功するかも。
あと、“猫背”も直さないとね(笑)
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