劇場公開日 2010年8月13日

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「『パーシー〇ャクソン…』より面白かったです。」魔法使いの弟子 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5『パーシー〇ャクソン…』より面白かったです。

2010年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

何百年もつづく魔法戦争。 それを止められる“選ばれし後継者”を探し続けた バルサザールが出会った デービッド。 戦うこととは無縁の 気弱なデービッドを弟子にして、戦いの日に備えるも 敵は狙いを定めてどこまでも追いかけてくる。。。

バルサザール役の ニコラス・ケイジが意外と良かった。 最近 彼が出演の作品は 助演のポジションで控えめっぽいけど 名演技を見せてるって感じがして(『Kick-Ass』も良かったし) 好印象。 ニコちゃん、その調子で がんばれ・*★。

主演のデービッドを演じた ジェイ・バルチェル。 これからの映画界(特にコメディやアニメ中心に)に一大旋風を巻き起こすであろう 逸材。 『ヒックとドラゴン』でヒックの声を演じた彼。 前にも書いたのですが… 声に特徴アリ、そして三枚目で応援したくなっちゃう(ちょっとキモかわ系の) ビリー・ボブ・ソーントン(アンジェリーナ・ジョリーの元夫)を若くしたみたいな顔の 男の子です。 この人も意外と メリハリのある演技を見せてくれて、作品に貢献。

デービッドの相手・ベッキー役に テレサ・パルマー。 『ベッドタイムストーリー』でホテルの令嬢役をしてた 彼女。 美人という以外 あまり印象に残らなかったですが、主張しすぎないヒロインってことで 合格かな。

準ヒロイン・ベロニカ役の モニカ・ベルッチ、現在46歳 (お美しい・*☆。) ずっと閉じ込められてばかりで 出演シーンは少ないですが、作品に華を添えていました。

変なマジシャン ドレイク・ストーンに トビー・ケベル。 『プリンス・オブ・ペルシャ…』で 3兄弟(王子)の一人を演じた彼。 今回はパッパラパーの役でした。 幅広い演技ができる マルチな俳優さん(『ロックンローラ』のジョニーもやってました、隠れイケメン☆)

ドレイク・ストーンを使ってデービッドを追う悪い魔法使い ホルヴァート役に アルフレッド・モリナ。 悪役で有名な彼、『プリンス・オブ・ペルシャ…』では ラクダ飼ってました。

個人的に、映画にするには 弱いストーリー(内容)だと思いました。 魔法使いは『ハリポタ』で見慣れてしまっていて 感動が薄いというか、もっと期待してしまう感じ。 バックグラウンドも「歴史あります」みたいな始まりだけど、中途半端だし。 第一、イギリス発祥ってことになってるけど ニコちゃんはフツーの英語だった(イギリス英語なべき、じゃない?)
撮影場所や撮影方法などは、よく考えて作ってるなと思ったけど “コピー”が多い気も…

パンチの弱い作品な感じですが、名優さんたちを見るには 良い一本です。 “批評の対象外”という形で観ると、単純に楽しめると思います。 特にキッズに お勧め・*★。

Blue