おにいちゃんのハナビのレビュー・感想・評価
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悲しみを癒し、喜びを分かち合うハナビ
観て良かった。
見逃さなくて良かった。
見せ場である花火はもちろん、
明るく健気な華ちゃんとひきこもりのおにいちゃんのやりとりがいい。
派手さやあざとさとは無縁で
不器用に丁寧に、泣かされました。
兄妹を中心に
家族、友人、仲間、ご近所さんとそれぞれのドラマも織り込まれ、
これがまた大げさでなく、いい隠し味に。
高良くんは「フィッシュストーリー」から気になっていたけど、
あんな姿が見れるとは。
これからも期待してます。
泣けます!
間違いありません!
今年1番の泣ける作品です。
まるで正反対の性格の兄弟で健康な兄が引きこも
り病気の妹が明るく真っ直ぐに生きる性格で
兄弟愛や家族愛、周りの友人達の愛と
当たり前の愛なのですが最近はこんな愛(愛情)
がなくなってしまってる感じです!
こんな話が実際にあった話だと思うとさらに
感動がまします。
後半はもう涙なくしては観れないです。
この町の花火にかける思いも伝わりました。
絶対お勧めの1本です。観て後悔はありません!
ハンカチをお忘れなく
レイトショーで観たのですが、結構入りが多かったです。
そして最初から最後まで泣きっぱなしでした。しかしハンカチもタオルもティッシュも持っていかなかったのがかなりミスでした(T_T)
病弱だが明るく友達も多い妹と比較される太郎くんの葛藤も分からなくないし、実際私の友達も華と同じ病気で亡くなっているので、とてもずっしりときました。
谷村美月さんは前から上手いと思っていましたが、高良くんの演技も良かったですね。これからチェックしてみます。
佐藤隆太さんと佐々木蔵之助さんがああいった脇役で出るのも珍しいですし、今年見た邦画の中ではベスト3には入ります。
泣けます!.....号泣です!....兄弟愛.....最高でした!
泣けました......とにかく泣きたい方にお奨めです。
誰とでもすぐに仲良くなれる華と勉強はできるが人と接するのが苦手な兄の太郎.....
華ちゃんは、白血病という大変な病気を抱えながら、高校を卒業してから引きこもる太郎をなんとか立ち直させようと奮闘する....健気過ぎて冒頭から涙が.....。
自分のせいでお兄ちゃんに迷惑を変えたと思い込んでいる華ちゃん....
妹に応援され、励まされ、そして妹のために......号泣です!
お母さんは、適役、宮崎美子......夢は、家族揃って夕食を食べること.....そんな小さな夢も....
太郎が「華の病気は直るだよな?」と聞いたとき.....
なんという うまい間と懸命に作った笑顔で「あたりまえじゃない!」
...と答えた時のシーン......私の目から豪雨が.....。
シャイで頑固なお父さん....大杉漣.....いい味出してます....。
素直に喜びを言えない日本の父親.....でも、一番子供のことを考えている.....そんな優しさが伝わってきます。
片貝まつり....最高です!
花火に対する想い.....十分伝わってきました....。
是非、見に行きたいです....。
華ちゃんのために奉納された真っ赤な花火.....見たかった....。
映画館の大きなスクリーンで見る大玉の花火は、実際より迫力あって美しい。
映画館の大きなスクリーンで花咲く大玉の花火は、実際見るより迫力あって美しい。
新潟県小千谷市の片貝まつりでは、神社に奉納するという形で個人がそれぞれの記念の花火を打ち上げられるという。その中の実話を映画化したもの。
白血病で入院していた華(谷村美月)が一時退院して自宅に戻ると、兄太郎(高良健吾)は、ひきこもりになっていた。
明るく元気な華は、その兄を外に連れ出そうと大奮闘する。
残りの人生を兄が立ち直るために尽くす華には、兄が引きこもりになったのは自分の病気療養のため家族で東京から引っ越してきたことが原因…という負い目があった。
兄を部屋から下の食卓に引っ張り出すことはできたが、父は治療費を稼ぐために深夜まで個人タクシーで働いている。
家族4人が揃って食卓をかこむことは難しい。
ささやかな幸せさえも叶えられないことが悲しい。
華に背中を押されて、太郎は新聞配達をしたり、たった一年だけ同級生だった地元の成人会に入ったりしたのだが、華が再び入院することになって……。
妹のためにできること、それは妹が見たがっていたお兄ちゃんの花火をあげること。
演技上手な高良健吾がわざと下手に見せて内気な兄を演じてる。
もともと妹キャラの谷村美月は、そのままの役でぴったり。
せっかく髪を剃り上げてこの映画にのぞんだのに、かつらだとばらすシーンがあっけなさすぎた。
匂わせておいて、その後の衝撃シーンではじめて明かした方がよかった。もったいない。
後半の展開が少しわかりにくかった。
太郎が花火を作り始めるのが唐突。
たぶんその前がカットされてしまったのでは?
難病ものの映画は多いが、ほとんどは恋愛映画。
兄妹愛を描いたことでドロドロしたところがなく、爽やかで健全な映画です。
昔なら文部省推薦になってた。
でもやはり、華の残した色々なメッセージに最後は泣けてしまう。
少々ベタだが自然に入り込める良作
このところ多い地方ものプラス難病ものと思って軽い気持ちで見ていたらけっこういけた。まず泣かせる場面を最小限に抑えてあるので最後の場面で自然と泣ける構造になっていて、涙のインフレになっていないのがいい。
次にキャスティングの妙。引きこもってしまった兄が高良健吾で、明るい性格の妹が谷村美月というのもいいのだが、父子(大杉漣)と母子(宮崎美子)の雰囲気がとても似ていて無理なく話に入り込める。ただ谷村が丸顔なのであまり病弱に見えないのが残念(まあ彼女もきちんと病人を演じているわけだが)。脇にも名の知れた俳優を使っているが、成人会のメンバーが弱い、その分主役の二人を目立たせるためと思えばこれもありだ。
おにいちゃんがハナビを作ると決めてからは「男は黙って仕事」モードに入るのでそこをどう見るかで評価が分かれそう。たしかに高良健吾に一人で映画を引き受ける力はまだないのだが、そこは彼のがんばりとそこにはいないはずの谷村美月の存在感で補っている。
泣いて、そして、ほんわかしました。
泣いて、最後はいい気分でした。
アクションものが好みなんですが、そんな私にとってもよかったです。
お勧めです。
おにいちゃんが思ってた以上にヘタレで、なんか実際にいそうな感じ。
あと、妹役の谷村美月さんがいいですね。今後、注目したいです。
ベタだけどGood!
日本人の弱いところへ容赦ない攻撃がテンコ盛り!
ストーリーは大体想像通りなんだけど、最後は泣かされてしまいます。
タイトルに2つの意味があったのだとラストに解る構成が、出演者の清涼感溢れる演技と共に、非常に心地よい後味があり、悲しいだけで終わらない秀逸さです。
久々の邦画秀作です
職業柄、普段は興味の無い作品まで観ていますが、正直眠くなる映画が多い。
そんな中、こんな言い方をすると失礼だと思われるかも知れないが、この作品は
久々に最後まで全く眠くならない映画だった。
仕事として冷めた目で見る事が多い業界人も、この作品では素直に泣いていた。
ベタなお話かも知れない、ストーリー展開も最初から読めるかも知れない、
しかし、丁寧に綴られたこの作品を見れば、そんな些細な事は全く気にならないだろう。
主演の高良さんや谷村さんの演技も自然で、すんなりと物語に入り込む事が出来る。
軽薄な映画が多い昨今、久々に良い映画を観られた。
私も、こんな心温まる家族愛の映画で、素直に涙できる人間であり続けたいと思う。
公開されたら、お金を払って、もう一度劇場に観に行くだろう。そんな映画だ。
私の歴代No1作品
私が新潟出身なので、
懐かしい風景や方言にやられてしまったのも有るのですが、
たぶんそれが無くとも
受ける気持ちは変わらなかったでしょう。
この作品には、兄妹愛、家族愛、地元愛、友情が溢れています。
過剰演出、わざとらしさ等は一切感じず
ラストまで一気に爽やかに鑑賞しました。
最後は涙腺大決壊でしたが。
ホラー映画好きな私なのですが、
この作品が間違いなく歴代一位の大好き映画になりました。
上映は9月からですが、
一人でも多くの方に観ていただきたいです。
こんなに愛すべき人達を、
皆さんにも知ってほしいから。
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