「やっぱり悲しくて」おにいちゃんのハナビ sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり悲しくて
クリックして本文を読む
打ち上げ花火のまつりで知られる、新潟県小千谷市。高校生の華は半年間の入院生活を終えて帰宅するが、兄の太郎が引きこもりになっていた。そんな太郎を華は強引に外に連れ出し、新聞配達のアルバイトをさせ、町の祭りに参加させようとする。嫌々やっていた太郎だったが、少しずつ外の世界に慣れていく。しかしそんな時、華の病気が再発する。
実話をもとにした物語。お涙頂戴と言っては悪いけど、やっぱり悲しくて泣いてしまいます。結局、四人で晩御飯が実現しなかったのが残念でならない。
自分の人生を、「ボタンのかけ間違い」と言ったり、引きこもりを、「かくれんぼ」と、うまいこと言う太郎の言葉には、笑えます。
コメントする