「それなりに感動」おにいちゃんのハナビ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
それなりに感動
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妹が白血病で入院。退院すると兄が引きこもりになっていた。
妹は何とか兄を救おうと、明るく接して一緒にバイトを探してやる。
結果的に兄は新聞配達をする事になり、ジョジョに社会復帰する。
そんな折、妹の病状が悪化、死亡。
兄は再度引きこもりになりかけるが、成人の日に妹からの予約メールが届く。
彼らの住む地域には20歳などの節目に花火を上げる慣習があり、
妹は兄の花火を一緒に見たがっていた。これで兄は再び目を覚ます。
そして職人の監修のもとで花火を作り、打ち上げたのだった。
同級生の仲間もでき、両親も一緒に盛り上がってハッピーエンド。
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実話がベースの話とのこと。
まあありきたりな話やし、死んだ人のために花火を上げるというのも、
冷めたおれの性格ではあんまり感情移入できない部分ではあるんやが、
妹思いの兄が、その期待にこたえるため一生懸命社会復帰する姿は、
それだけの感動を与えるものだったと思う。
それと両親の安定感のある演技が光っていたと思う。
でも妹が死んでからが少し間延びしたような部分もあったかな。