「暴走列車の恐怖と絶望」アンストッパブル(2010) どん太さんの映画レビュー(感想・評価)
暴走列車の恐怖と絶望
圧巻の一言に尽きます。
人為的ミスにより全長800mの化学薬品を積載した貨物列車が無人で暴走。
2001年に実際に起こった事件を元に製作された映画です。
この映画
「息をもつかせぬ」とは正にこの事だなと思うほどのアクション&パニック。
カメラワークも巧みです。
機関車の圧倒的質量を持った鉄の塊が時速百数十キロで、無人のまま弾丸の如く疾走する様は
恐怖以外の何物でもありません。
そして、スピーディ且つスタイリッシュな映像を撮らせたら恐らく右に出る者はいないであろうトニー・スコット監督が、
これでもかとばかりの迫力ある映像をみせてくれます。
2011年お正月が過ぎた矢先にこのような良質な映画を観てしまい
今年、後々観るであろう映画の評価が低くならないか心配ですらあります(笑
あっと言う間の100分間。
ご家庭での視聴より、劇場での観賞を強くお勧めします。
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