「 デューイ(イーサン・サプリー)が操車場のポイント切り替え付近で7...」アンストッパブル(2010) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
デューイ(イーサン・サプリー)が操車場のポイント切り替え付近で7...
デューイ(イーサン・サプリー)が操車場のポイント切り替え付近で777号の機関室から飛び降りたことが発端。ブレーキシステムも繋がれていないという不運も重なり、事態は最悪な方向へと進んでいく。
最初、指令室のコニー(ドーソン)は777号が加速していることに気付かず、時速16キロくらいだと思っていたが、ニュースになる頃には時速100キロを超えていた。途中、ヘリからの飛び乗りや、進行方向と同じ機関車が列車に追突させるように連結を試みるが失敗して、脱線したため尊い命が奪われることに。
やがて対向する1206号がこのままでは正面衝突!という緊迫感の中、フランク(ワシントン)がベテランらしく側線にと移動し、被害を最小にとどめる。この緊迫も新人ウィル(パイン)が貨車を5両余計に繋いだためだ。
強制リストラが決まっていたフランクはウィルに対しても嫌悪感はあったが、このまま777号が市街地へと入ると莫大な被害が生まれることを危惧して、自らの機関車を後ろから777号に追いかけるように繋げてブレーキを掛けるという、大胆な行動に出る。突然の英雄的行為に対して「クビだ」と言われようが、もう関係ない。スピードは出ないが何とか追いつくという算段だった。
追いかける中、ウィルも離婚問題で悩んでいることをフランクに打ち明ける。一世一代の大博打に出る中、フランクは二人の娘に「愛してる」と告げ、ウィルも妻に電話をかけまくる。大曲という脱線必至のコーナーに到着するまでにスピードを落とさねばならないという場面で、フランクは貨車1つ1つの手動ブレーキを掛ける。大曲での脱線は回避できたものの、スピードが落ちないのだ。
終盤、鉄道会社のネッドがRV車で追いつき、ウィルに飛び乗らせ、先頭の機関車まで乗せてまた飛び移らせる。ようやく止まった暴走機関車。ホッとすると同時に、それぞれの家族もかけつけ、コニーもフランクにキスをする。この後二人はどうなったのかな・・・
映画館で観たかったな~とも思うが、自宅5.1サラウンドのおかげで楽しめた。