劇場公開日 2013年9月28日

「誠にお金目当てではない高潔さと美貌と料理スキルと伸びしろを持ち合わせるサブリナ」麗しのサブリナ Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5誠にお金目当てではない高潔さと美貌と料理スキルと伸びしろを持ち合わせるサブリナ

2024年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ナタリー・ポートマンじゃないオードリー・ヘップバーン扮するサブリナが、財閥ララビー家の二人息子のライナス&デイビット兄弟の弟デイビットへの憧れから、兄ライナスへ氣持ちが変化する様子が見どころ。

サブリナがパリで洗練されて帰ってきてモテ始める。
ララビー兄弟それぞれと共に過ごし、タイプの異なる男性の魅力を知るサブリナが最終的に選んだのは、不器用だが誠実で包容力あふれる兄。ビジネスセンスは抜群であるが恋愛は疎く母性本能をくすぐるような可愛さも持ち合わせている。
多分、年の差なんて関係ない。

結婚や恋愛の考え方も、社会の評判などの世間体に関しての価値観も、詳細はわかりかねるが、劇中のファッションなどオードリー・ヘップバーンが世の中に与えた影響が大きかったとの記述(Wikipedia)があるので、文化の歴史を感じて面白い。

恋愛物語だが『ローマの休日』のような爽やかで単純明快なわけではなく、特に男性陣の立場や兄弟の駆け引きが入り混じり複雑であった。
サブリナを追い払うことがララビー家にとってベストだと信じていたライナスが、誠にお金目当てではない高潔さと美貌と料理スキルと伸びしろを持ち合わせ、お互い愛し愛される将来が容易に想像できる唯一無二のサブリナを大事な会議を投げ出して追いかける展開と、確かに両想いであると思わせるラストの抱き合うシーンがとても良かった。
それにしてもナタリー・ポートマンはオードリー・ヘップバーンに似ている、と視聴中何度も思った。

Don-chan
Don-chanさんのコメント
2024年5月19日

どうして兄に氣持ちが変わったのか、そこがインパクトで印象に残るし、何度も観たくなるポイントですね。

Don-chan
きりんさんのコメント
2024年5月18日

こんばんは、共感ポチありがとうございました。

お爺さんとのフィーリングカップルには納得がいかないきりんですが、
オードリーの相手役は、やはり年功序列でのキャスティングでしょうね。
①ハンフリー・ボガートは一応あの映画会社の看板役者だし、
②でもある程度は年齢相応に枯れていて、世界のアイドルオードリーヘップバーンとの生々しいベッドインをば決してイメージさせてはならない
― そういうプロモーターの戦略もあったのだろうなぁと想像しますが。(笑)

きりん
りかさんのコメント
2024年5月18日

共感ありがとうございます😊
本作も鑑賞されましたか。
勝手な感想ですが、ストーリーについていけない筋書き。
ボガートはオードリーの父役俳優よりも年上。弟を好きだったのに、どういう経緯か変化かで兄に変わるのがわからない。
オードリー作品内容は、もひとつなのが多いように感じます。
オードリーで持っている、ような

りか