ナイト&デイのレビュー・感想・評価
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トムの変態さと笑顔のシワを楽しむ映画
アクションラブコメ映画といえるような映画ジャンルは今までなかったような気がする。
キャメロンさんのファンで、特に「メリーに首ったけ」が大好きで、もう何回見てるかわからないくらい見てる者としては、やっぱりキャメロンさんにはラブコメやってほしいです。
前作では、いいお母さん役をやったりしていたので、もうラブコメはもうやらないのかな?と思っていたら、トム・クルーズとのスーパースター共演(「バニラ・スカイ」でも共演してるけど、友情出演のレベルだった。)で、ラブコメにさらにアクションを加えて復活したのが、とてもうれしかった。
考えてみると、こういう明らかにラブコメがベースのアクションラブコメ映画と言えるようなジャンルの映画は、今までなかったような気がする。
今までの男性主人公のアクション映画だと、アクション中心で、女性は添え物みたいなものが多かった。
女性主人公のアクション映画だと、それが逆になるだけ。
アンジーのやってた「ミスター&ミセス・スミス」が近いような気がするけど、あれは夫婦物なので、ラブコメではないと思う。(ラブコメは、男女がくっつくまでの話だから、くっついた後は違う。)
この映画は、なかなか笑えておもしろかったし、キャメロンさんは、年齢的にもラブコメだけではきついと思うので、強みを最大限に生かした、こういうアクションラブコメ映画の女王として頑張っていただきたいです。
次はディカプリオあたりとの共演が見てみたい。
キアヌ・リーブスやジョニ・ーデップ(次回アンジーと共演するらしい。)などでもいい。
でもブラピはまずいかも?(アンジーが殺しに来そう。)
また女性向け映画で、ハーレム物みたいものがはやってるようなので、お金はかかるけど、トム・クルーズ級のイケメンスーパースターを大勢揃えた、「メリーに首ったけ2」と言えるような映画も見てみたいです。
トム・クルーズと結婚してほしいような気もするけど、もう無理かな?
新感覚の贅沢な喜劇
総合:75点
ストーリー: 65
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 75
お手軽な喜劇に、本格的な活劇作品並みの派手で質の高い演出を取り入れている。活劇部分だけなら「ミッション・インポッシブル」で使われていてもおかしくないだろうし、ただの喜劇にするにはもったいないくらい。舞台も豪華で映像も美しいし俳優もいい。
そういえばこれだけの質の高い活劇と映像を、惜しげもなく喜劇に取り入れた贅沢な作品って他にないのではないか。普通の喜劇にこんなに質の高い活劇の演出を取り入れたりはしない。だがこの作品では出演者・場所・舞台・活劇と、ふんだんな予算をためらうことなくあらゆる部分に注いでいるのがわかる。新しい感覚の恋愛喜劇であると同時に活劇でもあった。
何があっても動じず笑顔で人を騙して殺していくトム・クルーズの、特殊工作員というよりも骨の髄まで染まった詐欺師のような振る舞いには滑稽さを感じるには十分。能天気な素人感覚が抜けないキャメロン・ディアスの存在も雰囲気を明るくしていた。
とっても楽しいアクションコメディー
ハリウッドスターであるトムクルーズさんとキャメロンディアスさん、W主役という豪華なアクションコメディーです。
アクションあり、笑いあり、ラブロマンスあり、サスペンスあり、感動ありとまさに至れり尽くせりな映画でサービスてんこ盛りのハリウッド映画です。しかもそれらをただ放り込むのではなくまとまりのある上質なものを提供してくれます。決して安っぽさを感じさせられない出来だったので最初っから最後までほんとに楽しませてもらいました。
映画の中のトムさんとキャメロンさんを見ていて少々年齢を感じてならなかったのですが、二人の息ぴったりなコミカルな演技は見ものです。素で演技してんじゃないかと思うぐらい二方の演技も見ていて楽しい。
最後の最後までまったく飽き飽きさせない快作。アクションコメディーとしては文句なしの映画です。
10年前だったら…
トム・クルーズ×キャメロン・ディアスの2大ハリウッドスター共演。
監督は様々なジャンルを手掛ける“職人”ジェームズ・マンゴールド。
アクション、ロマンス、コメディ、サスペンス…と、エンターテイメントとして申し分ナシ。
申し分ナシなんだけど、何故だろう、劇場公開時から食指が動かなかった。
実際見てみたら分かった。
可もなく不可もなくのエンターテイメントだったからだ。
今どんなエンターテイメントにも、特色がある。
例えば「パイレーツ・オブ・カリビアン」だったらジャック・スパロウという特異なキャラクター、「トランスフォーマー」だったら驚異のVFX映像…
ところがところが、本作はこれと言った特色も無く、王道まっしぐら。
多くの映画を見慣れた最近の人々にとっては、どうしてもオールド・タイプの映画に映ってしまう。
10年前だったらきっとヒットしていたろう。
あ、でも、約10年前に公開された二人の初共演作「バニラ・スカイ」もイマイチだったっけ?
良く言えば定番悪く言えば無難
普通に面白かったです。
ただどこかで観たことあるような話を組み合わせたような感じで特に新鮮味やスペシャル感はなかったかなあ。
わざわざキャメロン・ディアスとトム・クルーズで撮る必要あったのかなっていう当たり障りのない仕上がりになってました。
でもやっぱりいつまでたってもチャーミングって言葉が本当に似合うキャメロンのコメディと50歳近くなんて信じられないトムのアクションのコラボは観ていて楽しくなりました。
最後のキャメロンの“仕返し”は可愛くて面白ろくてすごくいいラストシーンでした。
ただこのストーリーでこの2人だとキャラクター的には申し分ないのですが画的にアンバランスな気もしました。
色々欲張りすぎて結果すごく普通にまとまっちゃった感じがします。
二人のファンはもちろん、あんまり冒険したくない、王道を楽しみたい気分の時におすすめです。
微妙
電池ってナニ?
トムクルーズ、裸体はもうヤメようか・・。
今日のおはシアは~
“ナイト&デイ”をご紹介しました。
トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの共演っ!
ということで、公開を楽しみにしていた方も多いのでは?
ワイルドなロマンス。スイートなアクション。または
ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。がキャッチコピー。
チラシによって違うのよね。
なるほど。そんな感じ。
物語は・・
平凡な女性ジューン(キャメロン・ディアス)が
空港で笑顔の素敵な男性ロイ(トム・クルーズ)と
出会うところから始まります。
新開発されたエネルギーを巡って、ロイはイイ人悪い人
とヒロインをヤキモキさせる展開。
スパイものと言えば、8月に観たソルトがありますが
比較すると、カーアクションしかり、全体の雰囲気しかり
とってもライトな感じ。娯楽色が豊かな作品です。
脚本家の方、上手いこと考えてますよ~。
一般女性のジューン、足手まといになると
眠らされちゃいます。
目が覚めると目的地。南の島とか~、アルプスやスペインだったり。
途中の経過はすっ飛ばしデス。
とにかく、何か心に残る映画ではないけれど
肩の凝らない、スカっと爽やかな映画に仕上がってますよん。
トム・クルーズ、鍛えてはいるけど
やっぱり年は隠せない・・上半身裸の姿はチョッピリ残念。
そんなトム・クルーズですが
サングラスを取って、キャメロン・ディアスの元へ向かい
キスするシーンはカッコ良かったかもぅ。
男性の方々っ!
サングラスを外す際の、参考にされてみては如何でしょう?
“ナイト&デイ”星は3つです。
もっとアクションがあるのかと
ナイト&デイ
何はともあれ、どんちゃん騒ぎ
「17歳のカルテ」で、繊細に、それでいて緊迫したリズムをもって青春を描き出したジェームズ・マンゴールド監督が、トム・クルーズ、キャメロン・ディアスという2大スターを起用して描く、ひたすら楽しいアクション映画。
ジャンルを軽々と飛び越えていく、軽やかさが嬉しい佳作である。女性の夢を体現するような、年輪を重ねてもキュートな魅力とワイルドな野性味を失わない最強の男、トム・クルーズと、素朴な女性の逃避行。異国の地をド派手に暴れまわる爽快アクション。そして、男の正体を探り出すミステリー。
近年、歴史的な背景を基に重厚に描き出されるアクション大作が幅を利かせているハリウッド映画界。その中にあって、深い物語があるようで、実はアクションの楽しさを純粋に突き詰め、どんちゃん騒ぎを地でいく本作は、思いの外貴重であり、稀である。
主役とともに、脇役陣も光る。静かな、細かな演技は却下、とにかく大暴れしてやりまっせ!という気概が物語に満ち満ちる。それが物語の陽気さを煽り、観客を一気に引き込んでいく力を生み出している。
サングラスをかけ、困った顔をすると、何だかスマートなタモリにしか見えないピーター・サースガードに笑い、とにかく脱ぎたいトム様のナルシスト精神に笑い、とにかく心が落ち着かない。でも、スカッとする。仲間や恋人とお菓子片手に大笑いしてこそ作り手冥利に尽きる、お祭り映画である。
王道、ど真ん中。
まさに横綱相撲。
2大スターを配置。
アクションにラブを込め(コメディのコメでもある)て、うまくまとめればこうなるといった見本市のような作品。
アホバカな設定でもキレのあるアクションをするとこうなるのか、といったまず日本では不可能なことを平気でやれるのがハリウッドクオリティ。
そういう観点で見ればこの作品は5点満点です、はい。
しかし、残念ながら王道過ぎて感動が希薄になってしまいました。
やってることはすごいことなんだけど、当たり前に見せすぎてしまい、見せ場のカタルシスが麻痺してしまう。
これは作り手としては不幸でしょうね。
ファインプレーをファインプレーに見せない、玄人過ぎた作品。
だから、見る人が見れば満点でしょう。
個人的には面白かったんだけれど。
大好きな二人だけど
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