「さまざまな対比を上手く使ったアクションコメディです。」ナイト&デイ 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)
さまざまな対比を上手く使ったアクションコメディです。
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トム・クルーズとキャメロンディアスの豪華キャストの映画です。
派手なアクションシーンもあれば、思わず笑っちゃうかのような場面もあるという、見ごたえのある映画です。
個人的には、「可能性を感じる」映画だと思っています。
冒頭で、キャメロンディアスが、
「いつかホーン岬に行きたい」というセリフがあるんですが、
その際に、トム・クルーズは、
「いつかは危険な言葉だ。いつかは永遠に来ない」と返しています。
でも、ラストシーンでは、
「今日が、その『いつか』だ。」
とキャメロンディアスがトム・クルーズに伝えて、一緒にホーン岬に行くというハッピーエンドになります。
ナイト&デイというタイトルは、
日本語訳では、「昼も夜も」、つまり、「四六時中」という意味になります。
英語では、「NIGHT&DAY」です。
でも映画のタイトルは、実は、「KNIGHT&DAY」になっています。
おそらく、いろいろな意味が込められているのだと思います。
トム・クルーズが、キャメロンディアスを、
「KNIGHT」、つまり、騎士として守りますよ。
もちろん、四六時中、ずっと一緒にいますよ、という感じですかね。
さらには、冒頭とクライマックスで表現しているキャメロンディアスの心境の変化も意味として込められているのかなと思います。
「いつか行きたい」から「今日行く」に変化した心境は、まさに、夜と昼、つまり、人が課題をクリアした「夜明け」を表現しているのかなと思います。
「Some day is Today.」
とても勇気づけられるフレーズですよね!
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