劇場公開日 2010年10月9日

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「巻き込まれ型アクション」ナイト&デイ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5巻き込まれ型アクション

2020年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 スパイエージェントのロイ・ミラー(クルーズ)と一般女性のジューン(ディアス)が主人公。“ゼファー”という永久バッテリーをめぐり、三つ巴の争奪戦が繰り広げられる。安全、安心という言葉を聞いたら最後・・・などと色んなアドバイスをするトムちん。名前を連呼されるとパニクッてしまうキャメロン。かなり金のかかったアクションでした。邪魔だと思ったら睡眠薬で眠らされたり、あちこちでスパイ的な仕掛があるのがよかった。最後に事件が解決すると、今度はキャメロンからの恋の罠(笑)。車マニアということもあって、同じ手口で仕返しするのがいいね~ちょっとだけ見たのか・・・よしよし。

 息子は死んでしまったと信じ込んでいる両親もいい。宝くじに2回も当たったというけど、宝くじなんて買ってないし・・・そりゃ過去を捨てたCIAエージェントによる報酬だっしょ。そんでもって、組織を辞めたら親子水入らずって感じなのかな。ジューンが仕組んだ旅行で、南米ケープホーンで両親とも合流するんじゃないかと予想できるラストもいい。

 原題を知るまでは“夜も昼も”だと思ってたのに、KNIGHTだったなんて・・・ゼファーを入れる容器も騎士だったし、キャメロンを守るって立場もナイト。それに極め付けはミラーの本名がそのまま“KNIGHT”だったとは(笑)

 前半は激しいアクションと、目覚める度に海外にいたりするサプライズジャーニー。最後には伏線もいっぱい回収してくるところが良かった。ガル・ガドットも主演していたんですね!また、ホール&オーツの「プライベートアイズ」が絶妙なところでかかったりするのですが、ポール・ダノにつけたバッジにもホール&オーツと書かれていた。う~む、意味があったのかな・・・

kossy