「ロドリゲスの配色」プレデターズ ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
ロドリゲスの配色
単純に、純粋に、面白かったです。手に汗握るサバイバル・アクション。
一瞬、片時たりとも油断の出来ない、緊迫感の続く攻防戦。堪能しました。
ただ、あのですね…なんつーか…正直に云います。
自分は、ロバート・ロドリゲスに監督をやってもらいたかった。
これはニムロッド・アーントルがダメと言う事ではなくて、自分の嗜好としてです。
具体的なことではなくて、ここはもっとケレン味が欲しい…ここにもっとグロが欲しい…という、ロドリゲスだったらこうしたかもしれないという、軽い欲求の連続…
ダニー・トレホの起用やローレンス・フィッシュバーンのイタめなキャラ設定にロドリゲス色がチラチラと見えるだけに、欲求が募って募って…w
しかし、誤解なさらず!!だから決してツマラナイという訳じゃないです。
前述したように、手に汗握るサバイバル・アクションであることに変わりはないです。
『見知らぬ惑星』という舞台設定も秀逸。脱出をどうするのか、果たして生き残れるのか…の息が詰まりそうな閉塞感に一役買ってます。
続編を匂わす結末も気になるところ…どうかどうか、次回はロドリゲス本人がメガホンを!!頼みます!!
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