「TV版のイメージが、ちゃんと生きています!」特攻野郎Aチーム THE MOVIE 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
TV版のイメージが、ちゃんと生きています!
TVで大人気だった、『特攻野郎Aチーム』の映画化版。映画化に際して、TV版ではベトナムと言う設定だったのが、イラクに変更されています。また、TV版より、笑いは控えめになっています。それでも、元々の笑いの要素は残っていますが。
ジョージ・ペパードのハンニバルも良かったですが、リーアム・ニーソンのハンニバルも良いですね。元々リーアム・ニーソンがハンニバルだっけ?と思ってしまうほど、似合っています。その他の、フェイス、B.A.、マードック、それぞれみんな、TV版のイメージをキチンと再現しているのは素晴らしいですね。
基本的に、ドタバタを楽しむ作品なので、ストーリーの緻密さには欠けると言ったら、言い過ぎかもしれませんが、ツッコミどころは目に付きます。でもそこは、復活したA-TEAMに免じて目を瞑ることとします(笑)。
TV版の人気を裏付ける(?)のが、意外に、年齢の行った観客が多かったこと。これは、TV版を楽しみにしていた層と言う事かと思います。
TV版でフェイスを演じていたダーク・ベネディクトと、TV版でマードックを演じていたドワイト・シュルツが、最後の最後に、それぞれ“フェイス”と“マードック”と共にカメオ出演しています。最後まで、席を立たないように!
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