「足を引っ張るヤツが1人」特攻野郎Aチーム THE MOVIE 新宿キネコさんの映画レビュー(感想・評価)
足を引っ張るヤツが1人
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派手で荒唐無稽なアクション映画の王道で、
それはこっちも納得済みなのでそれなりに楽しめ、
結束力バツグンのAチームに時に涙、、、までは流さないけど、
はじめて目にするリアル3Dなどお遊びも盛り沢山。
けれども華を添えるソーサを他と同様、魅力的な人に描いてほしかった。
このオネーチャン、登場早々フェイスを目の敵にしていて、
<つきあっていた時にさぞかし酷い仕打ちを受けたのか、
はたまたドロドロの愛憎劇の果てに別れたトラウマか>
などと考えていたら、なんと、
「僕が本気になったら君は怖くなって逃げ出した」(フェイス談)。
思わず誰かさんの口調で「そんだけ〜〜〜!?」。
薄っぺらいから最後のキスが邪魔で邪魔で仕方ない。
CIAのリンチとお互い、
「あらイイ男」「いい女だな」と言い合ってんだから、
もうつきあったらいいじゃん!と思ったくらいだ。
私だって言われたいぞ、一生に1回くらい、
「ハロー、ビューティホー」。贅沢者めが。
テレビ版を観ていない私としては、
ラストのオリジナルキャスト登場にも特別な感慨は無いのだが、
その頃には劇場内の客はそんな私しか残っておらず、
<折角用意されたサプライズも薄情な客相手じゃ意味ねーなぁ>
と残念に思ったのでした。
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