大奥のレビュー・感想・評価
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馬鹿馬鹿しいのはむしろ男女逆転大奥そのもの
2010年公開作品
3度目の鑑賞
久々に観た
NHKの連ドラは好評のようだが全く観ていない
女性俳優はなかなかの顔ぶれで興味は唆るが
そんでもって来月はついにアニメになる
原作はちょっとだけ読んだ
絵は好みじゃない
キャラわけもいまいち良くない
原作は『劇場版 きのう何食べた?』のよしながふみ
監督は『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』の金子文紀
TBSの演出家だ
脚本は『ういらぶ。』の高橋ナツコ
歴史改変SF
男女逆転の発想は面白いが男の褌を履いて女が相撲を取っていい気になっている感が否めない
史実はしっかりとしているらしいがそれゆえに独特の設定がますます痛々しく感じる
政治のトップが男でも女でも歴史はさほど変わらないってたしかにそうかもしれないがなんだか悲しい
全体的に滑稽
大元がくだらないのでどんなに感動エピソードを並べ立てても感動できない
映画そのものはそれほど悪くない
この映画が気に食わないなら監督のせいでもないし脚本家のせいでもない
ニノくんも堀北真希も演技力に関しては少なくとも及第点
原作にほぼ忠実なつくりになっているはず
物足りないとすれば映画ならではの尺の問題でやむを得ない
低評価の1番の原因は原作の設定に対する拒否反応だろう
原作者は女王の世界を描きたかったそうだ
だが完全オリジナルの話を作れるほどの才能は足りなかったそうで江戸時代を拝借したそう
いろいろと批判もあるがこの世界観なら女が将軍で男が大奥でも理屈に合っている
男の8割が死ぬという赤面なんとかというあまりにも御都合主義だが
いくら8割死ぬとはいえ将軍候補の男が全滅するとは考えにくく女が将軍をやる必然性はないが原作者がそうしたいのだから仕方がない
男女逆転はスーパーマンのように空を飛んだり透明人間のように姿を消すのと一緒だと主張する者がいたがそれは違う
空を飛んだり透明になったりは絶対にあり得ないが男女逆転はあり得そうでやっぱりあり得ないもの
なぜ自分は透明人間になれないんだと嘆く大人はいないだろうがなぜ女性は天皇になれないのか総理になれないのかと疑問に感じる者はいるだろう
女系天皇実現のための布石かな
男手が足りなくなり女も男のように力仕事をする世界の女は幸せだろうか
まだまだ機械の世の中ではない江戸時代の女性活躍社会は自分が女なら絶対嫌だ
活躍もせず稼ぎのいい夫を働かせて毎日映画を観て高級ランチを食べる優雅な生活の方が幸せだと自分は思うしできることなら自分もそうありたい
別に女が偉くても別にいいんだけどね
剣豪が恐妻家で奥さんに頭が上がらないって設定の時代劇好きだし女看守が男囚人に命令口調のSOD作品は名作だし
将軍登場は後半
なかなか出てこない
ニノくんと堀北真希のキスシーンあり
ニノくんと中村蒼のキスシーンあり
久しぶり観たがニノくんと濡れ場(濡れ場ってほどのものでもないが)のシーンを演じたのは宍戸美和公だったのね
阿部サダヲのバーターかな
そういえばムロツヨシも出ていたね
今ではちょいワルオヤジっぽくなった感がある大倉は当時20代半ば
若いねー
ニノくんとの殺陣は良かった
この作品をヒューマンドラマとして受け入れるのでなくコメディーとしてならアンチでもスッと受け入れることができるかもしれない
正直この漫画に熱を入れてる女子はなんだか可哀想に思えてきた
社会的テーマを掲げ過大評価する男性知識人はモテたいのだろうかなんだかなあと思う
あまりにもこの映画や漫画を高評価する人たちに対して少なくともリスペクトはできない
女子の多くは競走馬を美少女化した『ウマ娘』を気持ち悪く感じるようだ
しかし江戸時代の種馬歴代将軍を女性化することと何が違うのだろうか
自分はどっちも嫌いだ
『きのう何食べた?』は好きだけど
将軍の初めての男は処刑されるなんてあまりにも理不尽だと思う
あと原作は最後大政奉還で明治になるが女将軍男大奥は恥の歴史だと無かったことになったというオチらしい
気に食わないものを徹底的に排除していたら社会全体がエコーチェンバーになるよね
配役
貧乏旗本の息子で大奥に入る剣の達人の水野祐之進に二宮和也
八代将軍徳川吉宗に柴咲コウ
水野の幼馴染で薬問屋の娘のお信に堀北真希
大奥きってに剣の達人で水野に嫉妬する鶴岡に大倉忠義
呉服の間の垣添に中村蒼
将軍の子の父を目指す御中臈の松島に玉木宏
水野の母の水野頼宣に倍賞美津子
水野の父に竹脇無我
水野の姉の水野志乃に白羽ゆり
吉宗の幼馴染で御側御用取次の加納久通に和久井映見
出世した水野と共に水野の世話役として出世した杉下に阿部サダヲ
大奥総取締役の藤波に佐々木蔵之介
大奥に入ったばかりの水野を虐めた副島にムロツヨシ
吉宗の忠実なお庭番の三郎左に金子ノブアキ
水野に子作りの協力を願った八重に宍戸美和公
御伽坊主に浅野和之
大岡忠相に板谷由夏
7代家継の側用人の間部詮房に菊川怜
村瀬の声に大滝秀治
予想外のラスト
原作を読まずに視聴しました。
イケメン俳優がひたすらイケメ~ン!でした。
男女逆転の大奥と聞いていたので女性達が活躍する話かと思いきや男性同士が足を引っ張り合うドロドロとした話でした。
そしてやたらとBL要素が多い!ここには一番に驚きました。男だけの空間だとそうなるのかなぁ…。しきたりもあるしね…。
ラストの水野が首切りされるシーンは悲しい悔しい気持ちでいっぱいでしたが首切りをしないと分かった瞬間「死なへんのかーい!!!!」と思わず心の中で盛大に突っ込みました。
杉下が最後まで報われない人だったことが気がかりです。
だって水野死んだと思ってるもんなぁ、あの人あそこにしか居場所もないし…。
結果ハッピーエンドとは言い難いですね~。
私的に面白い作品でしたので☆3.5で!!!
いやいやいやいや…
えー嘘でしょー!?というのが見終わった直後の感想。酷いもん観ましたw
着物大好きなので久しぶりにこの手のお話が観たくなって鑑賞したのですが、どうやったら着物を着せてこんなに安っぽくできるんだろう。
調べたら少女漫画が原作、テレビの演出家が監督、女性が脚本してるとわかり少し納得。
時代ものなのに厳格さや重みがまるでなくって終始ふわふわしてて薄ら寒いくらいでした。
日本、日本語とりわけ昔のそれは例えば【切ない】だとか繊細な情緒を表現するのにとっても長けていると思うのに笑ってしまうくらいペラペラ。
日本の美しい着物や美しい景色や建物、美しい所作(1.5点はほぼこれら)がすごくもったいなかったです。
色々と無駄遣いすぎてすこし腹が立ちますw
男女逆転っていう面白そうな設定もBLがやりたかっただけじゃないの?と感じてしまいました。抱きます抱かれますがあんなに一大事な高貴な部分を中心に描いているのにその対比にもなってないというか…もっと掘り下げられるはず。
実際にもし逆転したなら女のドロドロの代わりにああいう事情になるのはわかるけど、映画なんだからもっと艶やかに描けそうなもんなのにどうも陳腐な同人誌(見たことないので勝手なイメージですがw)を見せられているような気分になって不快でした。
良かったのは男性の遊郭のおいらん道中?と佐々木蔵之介さんが色っぽい目に切り替わるところくらい。ああいう演出は映画的というか芸術的でとってもいいと思います。
あとはわかりやす〜い音楽にも嫌気がさしたし、演出ばかりダメ出ししてしまいましたが全体的に演技もひどいと思いました。
それに演技派といわれる二宮くんをキャスティングしてジャニーズ色を抑えるのかなと思ったら時代ものにまで主題歌ジャニーズとか節操なさすぎます。なんで映画を観てるのにジャニーズサイドとプロデューサーの交渉風景を思い浮かべなきゃいけないのw
あとは余談ですが重要なことをひとつ。二名ほど着物に似つかわしくない鼻プロテをしてる方が目について、気になってしょうがなかったです|q・ω・`)
この作品の作り手(スタッフ8:キャスト2くらい)は映画だけでなく観客も日本の美しさもなめすぎです。
もう一度みたくなる!
キャストが好きだから観てみようとしただけだったけど、内容も十分楽しめました。
最初から最後まで飽きることがありませんでした。
男の世界ということで、素敵な俳優さんがたくさんでてきたことが魅力的でした!
若干BLの世界もありました。
中でも、垣添が水野に恋をしているところがかわいかったです。
垣添が水野に接吻をお願いして、
水野が困惑しているところを笑う杉下のシーンが一番好きです!
誘い笑いというか、とても面白かったです。
男女逆転の世界という設定が面白いなと思いました。
社会が女性で成り立っているということが分かるシーンでは
もし、現実世界で起こったら、こうなるんだなぁ~と
シュールながらもまじまじと見てしまいました。
キャストのファンはもちろん、事前知識のない方も大いに楽しめる作品だと思います!
吉宗>ニノ。
原作はまったく知らなかった^^;
男女逆転の大奥?ってどんなんだろう…?などと
考える隙もなく、予告がバンバンかかりほぼ解明。
何となくニノが主役でいいんだろうか?と思いつつ。。
彼以外は妖艶な?大奥の世界(一応)が繰り広げられ、
場違いならずともなぜかお目をかけられて上へ上へ。
脇を固める役者も勢揃いで(アナウンサーも混じり^^;)
松島や鶴岡の美しさに於いては本人の地でもあり…。
と、普通に大奥の男版と捉えるまでにはやや微妙。
だが、話の展開がとても面白い。
何故そんな病が流行ったかは知らないが、男が激減、
今や種馬としての価値しかない身分の男が一念発起、
お家の為に大奥に(嫁ぎますと)上がることを決意する。
身分違いの娘との結婚も夢となる彼には、これが一番
と思われたものの、入ってビックリ、あ~こういう世界
なんだ…と、このあたりは普通に大奥かなと思わせる。
どうもニノのべらんめぇ調の話しぶりが今ひとつおかしく、
カッコいいとも可愛いとも思えない自分^^;ゴメンねぇ。
加えて松島(玉木)や鶴岡(大倉)があまりに綺麗なので^^;
どうしても退いて見えちゃうんだよなぁーと思ったところ。
彼がどうしてこういう役まわりなのか、という意味が
引き立ち始めるのが中盤以降、柴コウの吉宗に代わる
あたりから。。どう見てもこの吉宗公がカッコいい!!
彼女が合っているかは原作を知らないので分からないが、
質素倹約を望み、大奥を嫌う、という設定から、ははぁ~
これでニノが…なんて想像していたらやっぱりだった^^;
まぁ、、藤波(蔵之介)の画策があったせいなんだけど。。
かくして、吉宗の種馬(失礼^^;)とも成り得た彼だったが、
(なぜ彼が選ばれたかなんて、野暮は考えないことにして)
その後のあまりに無慈悲な結末…、すると隣で観ていた
超ジャニーズ狂いの友人まで、タオルを出してオイオイと
泣き始め…私もこれはあまりにも…なんて思ったのだが。
あらよっと!?
という具合に結末は巧い弾け方をする。ニノと松島との
美しさ?あるいは人間性?の闘いは意外な結末を迎え、
やはり最後まで吉宗が好印象。タイトル吉宗にしたら?
それにしても竹脇無我を久しぶりに観た気がする。
そして今回の阿部サダヲ、いつものオーラを封じ込めて、
完全にニノの引き立て役に徹していたのはさすが…!
あ、これはもしや、圧力だったんですね?とかいって^^;
(大奥ってどう描いても面白いものなんですね。旦那!)
豪華な顔ぶれだけど‥
原作はとても面白いと思う。
キャストは豪華な顔ぶれだと思う。
主演は大好きなにのだし、主題歌も大好きな嵐。
でも、なんだかしっくりこなくて、素直に楽しめなかったです。
以下、ブログより抜粋+加筆修正。
今までにのが出てたドラマ・映画はぜーんぶ物語に入り込んで、ぼろぼろ泣いてたのに、今日はどうした!?っていうくらいに客観視。(まぁそれが普通だ、っていう話ですが^^;)
原作とは映画化が決まってからのおつき合いだけど、作りこまれた世界観とかがすごく好きで。映画には原作のような深みがあまり感じられず、残念に思いました。
話の流れは原作を忠実になぞろうとしているのですが、それによってさらっと話が流れすぎてる感じなのかな?
個人的に、おみつ、水野母、おやえさんのキャスティングはどんピシャ!って思ってなんだか嬉しくなりました~。
逆に言うと、それ以外はわたしにはピンとこなかった。
にのなんて大好きなのに、なんでにの?って始終思ってた‥ほんとなんでだろう><
将軍様は、柴咲さんだと、なんかかわいすぎる、っていうイメージで。
また、実写化に役どころが変わるのは仕方ないことだとわかってても、どうにも割り切れないです。
原作って鶴岡死んじゃったっけ‥?
柏木と松島の役どころのごっちゃ感にも、もやもや。
あ!あと、主題歌もなんだかなぁ‥
映画の世界観とも合っていないように思えてしまって。
個人的には、もやもやがたくさん残ってしまう映画でした。
楽しみにしてたのに、残念だ~><
運命
よかったです。
男女逆転という安直な題名や、男の大奥ってことで拒否反応がありましたが
すんなりと見終えることができました。
やはり運命を受け入れる人の姿勢に感銘を受けます。
だから最期は運命を受け入れる形で終わらせてほしかった。
最後のあの演出は要らないと思いました。続編作る気ですよね?
面白い設定がもったいない。
原作の導入編のお話みたいなのでそのせいなのかもしれませんが、
内容がかなり薄く感じました。
設定はすごく面白いし、掘り下げたらすごくいい物になりそうなのに
一通り観て感じたのはBL要素ばかり。
実際に男だらけの大奥があったらそう言う事になるだろうし、
ああ言うシーンがある事自体は否定しませんが、
そればかりになってしまっていた気がします。
せっかく面白い舞台設定なんだから、柴咲コウが
現状をどう変えて行くのか。
二宮和也が大奥に入ってどう変わって行くのか。
そういう所に重点を置いてほしかったです。
設定を活かすなら柴咲コウが主役であるほうが面白かったんじゃないかと思いました。
原作ありきの話なので無理な話ですが。
原作ではその辺りは書かれているんでしょうか?
ひとことで言うならもったいない映画だと思いました。
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