劇場公開日 2010年8月21日

「良くも悪くも学校の道徳の時間に使われる映画みたい」カラフル たぷっちさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0良くも悪くも学校の道徳の時間に使われる映画みたい

2011年10月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

主人公はプラプラという天使?に案内され、自殺した真という少年になってもう一度だけ人生をやり直すチャンスを与えられ…というストーリー。

途中で主人公が誰かはうすうす解ってしまうけど、家族や友達との絆が丁寧に描かれていて素直に感動できる仕上がり。

でも背景の写真のようなタッチに比べて人物の描き方がどうなんだろう?と思ってしまった…。全体的に肌の色が沈んでいて暗い感じ。

それからプラプラの関西弁…。関西弁を強調してるのかもしれないけどちょっと違和感。

いじめ、援交、不倫、自殺…それらの問題を描いてラストは感動的…ではあるんだけど、ちょっとオーソドックス過ぎて深いところまで感動…とはいかなかった。真の心の痛みがイマイチ感じられなかったし。大人からの道徳的なメッセージが鼻につくといった感じ。

たぷっち