「きらいじゃない」借りぐらしのアリエッティ takuanyさんの映画レビュー(感想・評価)
きらいじゃない
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床下に小人が住んでいることに何の違和感も感じない。
人間を中心に据えて物事を考えれば,見逃しているものがたくさんあるのは当たり前のことかもしれない。
知らない,わからないうちに互いを傷つけあったり,支えあったりしていることもあるだろう。
結局は人間のエゴか。
花壇の花を育てるために雑草を抜くのと同じこと。花壇に咲くきれいな花と雑草に何の違いがあるのか。
アリエッティを発見したらどうだろう。ほしくならないか?自分のものにしたくないか?
相手がどう思おうと,素敵な台所セットを無理やりあげたくなるだろう。
アリエッティの母親がつかまったとき,ガラスコップの中に入れてトイレはどうするんだと思ったのは私だけか。
最後の別れの場面で髪飾りのクリップ(洗濯バサミにしては小さいよね)を少年に渡すとき
「これあげる」ではなく
「これ返す」と言わなければいけないのではと思ったのは私だけか
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