「せつない感でした。」借りぐらしのアリエッティ konanさんの映画レビュー(感想・評価)
せつない感でした。
本日、アリエッティを見に行きました。
私は外部からの情報を聞かずに行きました。
先入観なしで行きたかったからです。
内容はシンプルでしたが、すごく考えさせられました。
小人のアリエッティが(人間とも考えられたし、まわりにいる小動物や自然に対するメッセージも思えまた。)
ショウ君のあの冷たい言葉に「君はいずれ一人になってしまうかもしれないね」
人間の傲慢な生活のやり方で自然破壊や動物の絶滅が起こっている現実。
アリエッティは「それでも私たちは場所を変えて、生活を変えて生きていかなくていけない」
それが動物の生活の事だと私は思いました。
小人の生活が人間とも思えたのは、「借り暮らし」の意味。
人が当たり前の地球上での生活が人間のものだと勘違いしてる事。
人のもの盗んでって言う人もいますが、人間はどうでしょう?
自分たちで自然・動物自分のものだと勘違いしていませんか
それを小人達は借り暮らしと言ってるのは逆に凄いと思いました。
人も周りのも借りてる(自然・動物)と思ったら大切に貴重なものだと思うのでは。
小人だと安易に手にはいらない、画面でもあったように角砂糖1個取りに行くだけで
本当に大変で危険も伴うだから大切に扱うし、感謝もする。
人間に見つかると引越ししない言う内容は人がいると動物は住み難くなると言う事。
ハナさんの行動はまさしく人の醜態。ずうずうしくて、勝手に動物の生活壊して
本当にみていて、心痛みました。(自分も同じ事をしてるんだろうなって)
そうゆう人の現実にショウ君は失望している感じがしました。
でも、その小人を助けたお陰でアリエッティに「助けてくれてありがとう」って
それが動物や自然の気持ちだと思った時に涙が止まりませんでした。
もっとよく見てください、わたしにはそんな薄っぺらいメッセージとは思いませんでした。
個人的感想ですが、凄いと思いました。
もっといろんな事を思いましたが、1時間以上かかりそうなので
大雑把にさせていただきました。
もちろん描写は文句なしです。やっばりジブリです!