雷桜のレビュー・感想・評価
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泣くに泣けない。
互いに癒され,響きあい,思いを育んでゆく交流が,
斉道と遊の孤独を経ての希望となり,
やがて美しい純愛に繋がってゆく。
そのドラマを,
岡田将生と蒼井優が,
繊細な内面の機微で表現し,みごとな存在感で画面に息づかせ,
共感を伴って二人を見守れた。
しかし,
悲恋ありきの展開が安直で,
涙を誘う演出が淡白であるから,
あざとさだけが目に付いて,,泣くに泣けなかった・・・。
現代版「ロミオ&ジュリエット」などと喧伝しすぎ。
ピュアなラブストーリー
試写会にて
心の病に苦しむ斉道を演じた岡田も、
山の天狗として自由に生きてた雷(遊)の蒼井も、
とてもピュアで、よかったと思います。
結ばれるシーンでの戸惑った蒼井の表情が
なんとも良かった。
あと、馬上に二人で乗っている、
菜の花のなかでの二人は、とてもキレイでした。
が、何かが足りません。
その何かが、浮かんでこないのですが・・。
観たいと期待しすぎたせいか?
他のレビューで「ロミオとジュリエット」だという部分で、
結末を勘違いしてしまったからなのかも。
主演の二人よりも、
柄本明と宮崎美子が、味があってよかった。
あと、池畑慎之介(ピーター)が
声が低くて、それが印象に残ってしまいました。
きっと若い年齢層をターゲットにした作品なのか、
自分の期待度と差が出てしまいました。
劇場で観るなら、割引での鑑賞をオススメ。
DVD鑑賞でも問題ないとも思います
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