「この当時はまだ飛行船を見る機会もあったが、今はサッパリ見ない」名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ) 森林熊さんの映画レビュー(感想・評価)
この当時はまだ飛行船を見る機会もあったが、今はサッパリ見ない
難破船と書いてロストシップ。
良かった点
・複数のミスリードと伏線。
・近年酷い扱いだった小五郎に犯人の一人を倒すという活躍の場が。
・小五郎の声優変更に気を遣ってか、序盤以外はほとんど喋らないという気遣い。
・殺人0なのに、それを感じさせない面白さ。
・コナンが空で、平次が地上で犯人グループを捕まえるという対比。
・少年探偵団が劇場版で最大の活躍。
悪かった点
・和葉の親戚の子の棒読み。まぁ声優が子供だから仕方ない気もするが、セリフの多いキャラに当てるのは辞めて欲しい。
・いくらなんでも明石海峡大橋と飛行船の間に挟んで、飛行船を垂直にするサッカーボールはやり過ぎ。
・細菌テロを恐れてひたすら西へと逃げる人。飛行船が来る方角とは言え、空いてる東に行けよ。大阪がゴーストタウンのようになってましたが、実際そこまで逃げ惑うか怪しいところ。
・怪盗キッドが絡むと推理が少ない。
久しぶり登場のスケボーシーンで見応えもあるのだが、この後の作品はとりあえずスケボーシーン入れればいいでしょとなって行ってしまうのが残念。分岐点といえば、分岐点である。
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