オーケストラ!のレビュー・感想・評価
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ヴァイオリンも泣くんだねー
ロシアの旧体制派に解散に追い込まれ、バラバラになった楽団のメンバーが再結集していくストーリーは、壊れ物を修復する楽しさに通じるものがある。
その楽団員がパリで行方不明になるなど、ドタバタも可笑しい。てんでにパリを満喫する団員たちの招集に失敗したアイテムが、土壇場で団員たちの心をひとつにする演出にもひねりが効いている。
クライマックスのチャイコフスキー[ヴァイオリン協奏曲]は、甘美で切なくて、それでいてダイナミック。ヴァイオリンという楽器も泣くんだねー。
寄せ集め楽団の感動物語だが、随所に笑いのセンスが活きた秀作。
そして・・・、感動の裏では数々の悪さもあったりする。まず窃盗罪、つづいて詐欺罪が、そして公文書偽造と密航の罪、さらには監禁罪まで重なる始末。お腹を抱えつつ、最後は涙してください。
p.s.1 アンドレの妻(アンナ・カメンコヴァ)がいい。アンドレを理解し、尻を叩く。
p.s.2 協奏曲の旋律がしばらく耳からはなれない。知らぬ間に口ずさんでる。
美しいバイオリンにうっとり
美しいバイオリニストの奏でるチャイコフスキーの協奏曲にうっとりです。舞台のシャトレ座も美しい。内容は喜劇で楽しいです。出てくるロシア人がみんな結構フランス語がうまいのはなぜ?
Be happy
この映画なかなか面白かったです。
ロシアのことあんまし知らないのですが、こんなことがあったんだ・・・と思いました。
ユダヤ人への迫害はナチスドイツだけのお話では無いのですね。
フランス映画なのですが、半分ロシア語でした。
ロシアの現状?や、共産主義やロシアマフィアなども出てくるのでも少し勉強しておくのだった・・・と後悔。
でも、とにかく、登場人物は皆逞しいのです。
その逞しさといったら!!
思わず笑ってしまいます。
そして、happyな気持ちになります。
オーケストラもすばらしいのでぜひ映画館で観て聴いて感じて下さい~。
多分のだめでもご存知な方がいるでしょうが・・・
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が頭から離れません~♪♪
期待以上!のだめファンの方も是非☆
2010 フランス映画祭にて。
フランス映画祭で上映されてるんだから全編フランス語か、と思いきやの、半分ロシア語作品。
近くて遠い国、ロシア。
KGBとかプーチンとかなんか怖い‥‥作品もおそロシアな雰囲気かと思いきや、登場人物になんか親近感?ロケ地のモスクワにいつか行ってみたい‥☆と思わせてくれます。
クラシックファンにもロシア映画ファンにもフランス映画ファンにも愛される作品だと思います!
ストーリーも比較的わかりやすいし、本当に心の底からHappyな気持ちになれて、本当に観て良かった!一人で観てるのに映画館で感動のあまり泣きそうになったのは初めてでした。
TVでもDVDでも良いですが、是非、迫力ある音とスクリーンで楽しんで頂きたい映画です!
Vive le Concert!!!
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