スター・トレック イントゥ・ダークネスのレビュー・感想・評価
全143件中、101~120件目を表示
カンバーバッチは適役
カンバーバッチ見たさに初めてスター・トレックを見て来ました。3Dでなくとも迫力ある画面でやはり音響も良いし見るのは劇場です。主役の人は知りませんでしたがかっこ良かった。わかりにくい所もありましたが面白ければ良いと思いました。カンバーバーチはあの風貌、敵役としては適役でした。
大満足
正直なところ、前作を見ておらず、マンオブスティールほど楽しみにしていたわけではなかったのですが、大満足でした!
面白いです!これだけでも堪能できます。
後に、最初の作品を見ました。
スタートレックは色々なバージョンがありますが、私はこれ好きです。
今回の方が最初のより面白いです。最初にこっちを見てしまったせいでしょうか……。
1は少々わかりにくいところもあったかなと。
話もまとまっていましたし、何より成長っぷりもいい感じなのでは。
そして友情。
いいお話でした!
最後も盛り上がりましたし、いい感じのテンポ!
何見ようかなと迷ってる方は是非見てみて下さい!
後悔はしないはずです!
スーパー娯楽作品。
前作に続いてJJの監督作品ということで、
ま~これもどれくらい前からだったか、予告予告の猛嵐だった。
今作も面白いのだろうと期待はしていたが
何といっても今回話題をさらったのは悪役の、B・カンバーバッチ。
2006年「アメイジング・グレイス」で国王を演じた時から巧いなぁと
思っていた俳優だったが、まぁハンサムとは程遠い(ゴメンねぇ)
名前も面白いうえ顔も面白い、善も悪もこなせるタイプの俳優だと
期待していたら、イギリスBBCのドラマ「SHERLOCK」で大ブレイク!
これはNHKで放送されてホントに良かったと思える傑作なので、
日本にもファンが大激増し、空港では物凄い出迎えだったとか。
そんな最高のヒール役を得て、乗りに乗った第二弾の開幕。
冒頭から凄い勢いで火山噴火~沈静までを一気に描いて見せる。
原住民たちが見てはいけない^^;エンタープライズ号を見た途端、
神の教典を捨てて(爆)、艦を神と崇めているのに大笑いしつつ、
直後に悲惨な事件が立て続けに起こされるため油断ができない。
緻密な脚本とスピード感が一体となって観る者をグイグイ引き込み、
カークが茫然とする一節目の悲劇までまったく息を突く暇がない。
アットホームな語らいと緊張感のリズムのつけ方が秀逸なところ、
旧作ファンが納得する箇所も多数取り入れて、魅力倍増にも成功。
やるじゃないの、JJ。
前作から続投のカーク艦長C・パイン。
若くて女たらし的なブルーアイズ(ゴメンね)に在りし日の猛々しさ
(いや知らないけど)を感じさせつつ、艦長の資質は十分に備わって
いることを証明してみせる決断力と行動力の素早さはピカイチで、
若いながらもなかなかの頼もしさを発揮、
こちらも続投のスポック副長Z・クイントが細かく助言する一コマの
これまたしつこい感が心地良い煩さのところへ、
ボーンズ、スコッティ、スールー、ウフーラ、チェコフ…といった
乗組員たちのキャラ立ちの発揮にも抜かりがない。
それぞれのドラマをそれぞれの立場でしっかりと描いているので、
彼らがどれだけ多くの働きをこなすか!が、体感できるほどである。
気の毒この上ないのがパイク提督B・グリーンウッドで(大好きなのに)
直前でカークとのやりとりがあるだけに、あそこは泣けてしまう。
感情のあるなしがテーマに関わるため、ここでスポックの無感情
(違うんだけど)を前面に出しながら、クロノスに降り立つ前の告白に
またジ~ンときてしまう…という構造枠の深いこと。
そして最強の敵J・ハリソン(カーン)カンバーバッチの無敵な存在感。
ドラマを観てきたファンにはこれが誰なのかすぐに分かるのだが、
圧倒的な強さを誇る「悪」が見せる涙に「愛」を与えるカークの決断には
いや、そうじゃないぞ、奴は。と思いつつもスポックすら逆らえない。
カークの意思を尊重しつつ、副長としての任務を着々と遂行する彼に
いや~いいコンビだわ、やっぱり。とニンマリ。そして走り回る他の
乗組員たちにも何て良い部下たちなんだ!(涙)と感心することしきり。
すべてがカークのために動いている艦の構成力に、羨ましさ大全開。
沖田艦長(他作でスイマセン、だって被るんだもん)じゃなくとも、
「いい艦だと思わんか?」といいたくなること必至。良い艦です、艦長。
多分そうくるよね?そうよね?と思わせるラストも期待通り。
スーパー娯楽作品としてクソ暑い日本の夏をスッキリ突き抜けた本作。
映画が大衆娯楽だと分かっている作り手にかかれば、この通りであると
最近公開された邦画の問題作(アニメ→実写)の問題点が浮かび上がり、
何で面白いものをつまらなくしちゃうかなぁと、気分イントゥ・ダークネス。
(やたら悩みがちな最近のヒーロー達。いつ戦うの?まだなのかい?)
疾走感と熱気がいい
またエンタープライズ号のクルー達に会えました、面白かった!
疾走感がいい、若々しい熱気がとても良かったです。
スター・トレック初体験の家族も大満足だったようです。ワープの映像は他作品でも見るけど、"転送"はある意味新鮮なんじゃないかしらね、ワクワクします。
カークの艦長としての資質が問われる中で勃発する、艦隊基地の爆破事件。
元士官ジョン・ハリソンが複雑に絡んでストーリーを引っぱります。圧倒的な強さを見せつけながら、強烈な孤独感が痛々しい。ベネディクト・カンバーバッチが熱演、アクションもいい、なにより立ち姿がカッコ良かったです。
前作「スター・トレック」でのカークとMr.スポックの関係はかなり変則的でした。本作では二人の関係を中心に、チームの信頼と友情に胸が熱くなりました。
クルー達にもバランス良く見せ場があって楽しかったです。カール・アーバンのDr.マッコイに大満足ですし、アントン・イェルチン演じる元気いっぱいのチェコフにも、ついついニコニコ。
ゾーイ・サルダナの愛情深いウフーラもハマり役でした。ユニフォーム姿はとても美しかったです。
映像技術に感動
じゅうぶん楽しめる作品でした。
IMAX3D字幕版で見ました。
細かいことには触れないでも、IMAXが初めてだったんだけどとりあえず別にIMAXじゃなくてもいいや、と思わずにすむ内容で助かりました。
スタートレックシリーズはTV版を見るる機会があったけど、妙にとっつきにくくところどころしか見れずじまいだったので設定やストーリーはほとんど覚えていない状況でしたが、2からは無理!シリーズ一作目からじゃないと絶対ダメ!って人じゃなかったら、今作からでも問題無く見れると思います。
CGや音に関しても満足行く内容でした。
しかし、かなり深読みし過ぎなんだけど、この作品に含まれたメッセージが日本人にとっては色々受け取れるなあ・・・とか、アメリカの立場でこう言う事も言えちゃうんだ、こう言う脚本で観客を引きつけようとしちゃうんだ・・・と言う所もあったような、なかったような・・・。ストーリーをそのまま受け取って楽しんでる場合なのかな?と思ったりもしましたが。
まあ、当たり前ですが細かい設定を理解してる方が、キャラの心情や行動を理解しやすいと思いました。自分としては作り手が狙ってるはずのヤマ場の一つ二つが心の琴線に触れなかったな、と思いましたし。ピッタリマッチする作品も滅多に無いんですけど。
よっぽど環境がよくない限り、やっぱり劇場の大画面、大音響で楽しんだ方がこう言う作品は楽しいですよね。
初代スタートレックにEngage!
深夜にか細く放映されていたTV版ネクストジェネレーションから嵌ってしまい、DS9を除いて、ヴォイジャー、エンタープライズまで、映画も含め、マイ完結としていたのですが、TVシリーズが沈黙する中、映画はネメシス、スタートレック、そして今回のInto Darknessと3本目公開で映画3連続となり、観ざるを得ない宿命を感じ、本編視聴前に全映画版の購入に至り、ネメシスから3連続視聴するに至りました。そして、初代映画版と共に初代TV版へと駒を進め(engage)、大団円を迎え、完結(link up)となりそうです。
本編で、ミッシングリンクが無くなったのだろうか?
本編は2時間を越す長編ですが、それでもWittyな会話シーンなど抜いたと思われるシーンがあると思う。戦闘シーンを少々省いても良い様な気がします。DVDやBlu-Ray版では期待したい。でも、また映画館へ見に行きそうです。今度は字幕3D版で。
無知でも面白い
怒涛の映像体験
真っ赤な惑星“ニビル”でカークとマッコイが原住民から逃げ惑うシーンで始まる。なぜ、そんなところにいて、なぜ逃げているのかさっぱりわからないまま、映像の“凄さ”にただただ圧倒される。カメラワーク、スピード、3D処理、すべてに於いて次元が違う。あっという間に新スタトレの世界に取り込まれてしまう。
しかも、この数分のプロローグで登場人物の性格や置かれたポジションまでも描き切ってしまう演出と無駄のない編集に、J・J・エイブラムスの底力を見せつけられる。
また、シリーズの主人公であるカークとスポックを使わず、悪役ジョン・ハリソンをソロで使ったポスターが潔い。作品の内容と同じく制作陣の勢いを感じる。
ベネディクト・カンバーバッチが、悪役ハリソンを期待以上に演じてみせる。この悪役は他の作品も含めて、ルックス、狡猾さ、非情な戦闘能力、どれをとってもここ10年のなかでもトップクラスだ。
それでいて、クリス・パイン演じる若き艦長カークが主人公であることが揺るがない。これは、前作以上にリーダーとは何かというテーマを芯に据えたからだ。カークもハリソンも仲間をリードする資質を備えている。その二人の違いを解いていくと、雲間から傷手を負ったエンタープライズ号が再浮上するように、満身創痍のカークもまた大きく成長する。
カークには、父親のように見守りよき理解者であるパイク提督と、少々理屈っぽいがスポックというよき友がいる。
音楽は前作に続きマイケル・ジアッキノだが、アレクサンダー・カレッジ作曲の「宇宙大作戦のテーマ」をモチーフに、映画オリジナル版を担当したジェリー・ゴールドスミスばりのアレンジをフィーチャー、この音楽を聴いただけで★1個分の価値あり。
今年のナンバー1
エイブラムスは実は3Dが好きではなく、今回も2Dで作り3D変換したという記事から、2Dで観た。。。
感想、今年のナンバー1だね! その一言につきる。。。
まず最初の、娘のために連邦を裏切り自爆する役者が、なんとノエル・クラーク、ドクター・フーのミッキーじゃないか。。。久しぶりに観た。。
カーン役ベネディクト・カンバーバッチ、いいねえ。。『宇宙大作戦』第22話「宇宙の帝王」と、『スタートレックII カーンの逆襲』でカーン役をやった、リカルド・モンタルバンは子供心に怖いと思ったが、カンバーバッチはあの冷たい目と頭の良さそうな雰囲気が違う意味で怖い。。。はまり役だね。。
予備校生と高2の息子と観たが、最後なぜ殺さないで冬眠させるのか?と聞かれ、倫理的には仕方が無いと説明したが、その後宇宙連邦が2回戦うことになる相手だからなあ。。。映画的には殺すわけにはいかないし(笑)
スポック、マッコイ(ボーンズ)、スールー(Mr加藤)、チェコフ、スコット、ウフ-ラ。。ほんとみんないい味を出してる。。バルカン人のことがわからない初心者だとわかりずらくないか少々心配ではあるが。。。
作品は、息をもつかせぬ展開。。最初から最後まで激しいシーンや重要シーンの連続。。これってルーカスの手法だよね。。さすがエイブラムス。。。
SFXはさすがILM、やはり世界一だよなあ。。。
もう三作目が楽しみでならない。。。できるなら本作のBDはすぐに予約したい。
それくらい面白かった。。。期待を全く裏切らない作品です。。
とにかく、エイブラムスはすごい! スターウオーズにパワーを持って行かれちゃうのかなあ。。寂しい。。
無知識でも面白かった!
TVシリーズの宇宙大作戦からのファンであるトリッキーな友人に誘われ、ちょうど気にはなっていたがどういうのものかはさわり程度分かってる状態で鑑賞。
普通に面白い。
なによりジョン・ハリソンたるカンバーバッチがカッコイイ。
初見、無知識でも話もわかりやすい。
(でもこれは過去にSF作品になれ親しんでる度合いによるかもしれない)
寧ろ恐らくシリーズみてればわかるんだろうといとところを埋めたく、その日から宇宙大作戦を見始めた。
映像迫力も勿論だが、やはり今作はカンバーバッチの存在感がイイ。
ラストに向けての駆け引きや、ストーリの締めくくりまでの流れが、定番(お決まり)でこれもまた好きです。
演出も冒頭と終盤でなぞるくだり「いいなぁ」って思いながら。
なによりカークとスポックの心情がいいですね。
スタートレック。ある意味ではスラッシュ文化のはしりとも有名ですが、すっごく分かる気がして、まさにそういう意味でもTV版から他映画版までとりあえず暇見て全部見ちゃおうと思っておりマス。
今まで気になってたんだけど……という方は、入るにはいいかもしれない。
カンバーバッチファンは見て損はないと思う。
その後のカーク提督が死亡すると物語の展開がおかしくなりかけた予感がした
物語の後半部で、カークが放射能被爆で死亡しつつある場面が出ていた。
あれは劇場版スタートレックIIカーンの逆襲でミスター・スポックの原子炉修理で被爆で死亡したのを逆転させた様な物を感じた。
カークは無理矢理生還するが、本当に死亡していたら、スタートレックI(Star Trek: The Motion Picture)とつじつまが合わなくなり、カーク提督は存在しなくなってしまう。
それを交わしたのは、見事というのか、わざとそうしたのか、監督の意図はどうだったんだろう? と思った。
後味アッサリだが大安定のエンタメ大作
『スター・トレック』シリーズについては映画の前作とドラマ版
(ピカード艦長の出るヤツ)を数話観た程度の人間のレビューです。
たぶん『ダークナイト』以降からだと思うのだが、大作の
続編ものはダークな雰囲気を匂わせたり悪役を前面に
押し出した方が売れる!みたいな風潮がある気がする。
ベネディクト・カンバーバッチ演じる悪役ハリソンは確かに
凶悪で強力な敵ではあるが、他にも色々フィーチャーしていい
部分があると思うんですけど。
スポックとカークの信頼が深まっていく過程とか、
アクションアドベンチャー的なノリの部分とか。
今回の『人類最大の弱点は、愛だ』というキャッチコピーも、
最初の10分しか関係ないぢゃん。煽りすぎノンノン。
ちなみに海外版ポスターをいくつか確認したが、『愛』だの何だの
とは一言も書かれてないようだ(悪役推しの予告編は同じだが)。
そんなビジネスの臭いを感じる宣伝は好きになれないが、
本編には予告編ほどの深刻さはなく、前作同様に派手で楽しくて
緩急の付け方もしっかりした一級エンタメ大作に仕上がっていた。
真っ赤な樹林帯を疾走するオープニングから迫力もユーモアも全開!
怒り任せだったカークが艦長としての責任感に目覚めていく過程
も良かったし、感情表現のヘタなスポックがカークとの
友情を通じてどんどん深みのある人間(正確にはハーフだけど)
になっていく所は特に感動的だった。
悪役ハリソンもただの快楽主義的な殺人鬼ではなく、
ある遺恨が理由で暴走している点に魅力を感じる。
それにターミネーターばりに強くて早くて存在感十分だ。
あと個人的にはサイモン・ペッグ演じる整備士スコッティや、
今度も「キャッチが得意」なチェコフの大活躍が嬉しかった。
画的な迫力も見応え十二分だし、物語にもヒネリが利いている。
キャラ説明に時間を割かざるを得なかった上、
悪役の魅力もイマイチだった前作と比較して、
グッと面白くなったと言って良いと思う。
というわけで、鑑賞中は間違いなく楽しく、
これは傑作手前の4.5判定くらいでも良いかと思ったのだが、
観終わって1週間経った今はというと--
僕は『LOST』『FRINGE』等のエイブラムスが携わったTV作品を
観たことがないので映画監督としての彼しか知らないのだが、
彼の映画ってどれも、良い意味でも悪い意味でもアッサリ味。
コテコテのハンバーグ(映画の題材)でもおろしポン酢を
かけたみたいにアッサリ後味に仕上げてしまう。
(ロロ・トマシさんのレビューの『無味無臭』
という表現は恐ろしく的確だと思う)
ウェルメイドではある。だがインパクトがない。
あるいは理性で作ってる感が否めないというか。
『スターウォーズ』の新作も楽しめる出来にはなりそうだが
革新的な傑作!とまではいかないのではという予感がします。
本作品でもその印象は同じ。
見せ場見せ場の連続を魅力的なキャラとユーモアそして
ドラマで繋いでみせて2時間超の上映時間が嘘のような
快テンポで非常に楽しいのだが、
観賞後3日くらい経った後は、スポックの怒号と最後の格闘戦と
赤い森林くらいしか具体的に思い出せない。
それでも、スポックの内面の変化を描く部分については
これまでのJJ監督作品中で最も感動的で、本作は監督の
フィルモグラフィにおける現時点での最高作と言って良いと思う。
というわけで、4.0判定!
ぶつぶつ書いたが、並の大作より確かに一段上の面白さで満足。
まあしかし……こんだけ楽しませてもらって文句ばっかし書いてる
僕も大概ヤな奴である(苦笑)。
〈2013.8.24鑑賞〉
理性と感情のバランス
愛が弱点・・宣伝文句に難あり。
売り込みの宣伝文句が頂けません。
本作品の主題が揺らいでしまうと思うのですが、そもそもこの手のシリーズモノで主題はあるののか疑問ですが。
前回同様、俳優陣の人選がテレビシリーズを観たおっさん世代には感激です。
確かに若かったらあんな顔をしていただろうなと納得させられます。
今回の作品の良い所は、そこしか無いように思えます。
前回と違い内容は、テレビシリーズの脚本に毛が生えたぐらいでしょうか。
DNA操作による新人類と呼べる完璧な兵士。
ブレードランナーのレプリカントの悲哀も無く、ただ暴れる・・・
ここを掘り下げれば、面白い作品になったように思えます。
娯楽映画でありながら、バットマンシリーズの人間の正義とはを考えさせる作品でも無く、ただの娯楽作品です。
その為、CGが嫌いな方は観ない方が良いでしょう。
CGの勉強として観る方にも、驚嘆する描写も無くどうでしょうか。
ただ仕事で疲れた方でSFが好きな方にはお勧めです。
下手に推測する事も必要ありませんので、ぼーと観てれば、そこそこ面白い作品です。
くれぐれも期待して映画館には行かない様に。
よく出来てる。が……
旧来のスタートレックを踏襲し、よりグレードアップしたリスタート二作目。
魅力的なキャラクターの人間関係は丁寧に描かれ、アクションあり、知的な読みあいあり。
なのだが。展開が唐突でついていけない所がある。
たまたまそうなったご都合主義な展開がそこかしこに。
たとえば。
悪役のハリスンがなぜ事前にあんな仕込みをし、テロをおこし、あそこへ逃げたかがわからない。結果的に彼の目的通りにはなったのだが、それ以外の望まない展開もありえたのではないか。終盤、地球でなにをしようとしたのかもわからない。
個々のシーンだけで見れば映像的にもよくできてるので、全体通した時の違和感が残念。
ただ、予告編やパンフに使われてるシーンがどの辺のシーンなのかを考えれば、そいういうことなんだなぁと、後になって納得した。そういう出来。
アンジャッシュ渡部に似た悪役
映画に笑いが無かったので、泉谷しげるさんキャラは必要です。
ワクワクするという意味では、面白かったけど、ちょっと長過ぎる感じがしました。
もう少し簡潔にまとめた方が、良い作品になると思います。
特に、オープニングで、どこかの星の原住民から走って逃げるインディ・ジョーンズみたいな船長のシーンは不要だし、エンディングの不死身の宇宙人カーンと戦うシーンが長い割に最後は、あっけなく終わってしまい拍子抜けしました。
途中まで、誰が本当に悪いヤツなのか解らないストーリーは良いのですが、最後まで曖昧な感じがしました。
スター・トレックの乗組員以外は、みんな悪人で間違いないんでしょうが、悪人らしさが伝わって来ませんでした。
それと、ミスター・スポックの命を救うために、艦長が規則を破って助けたのに、艦長が規則を破ったという報告書をスポックが書いた事に対して艦長が怒っていましたが、スポック(バルカン星人)達は嘘をつけないのに怒っているのが不思議でした。
お色気シーンは女性科学者の下着シーンぐらいでしたが、もっとお色気シーンを出しても良いけど、下着姿を見せるシーンが唐突過ぎたので驚きました。
全143件中、101~120件目を表示









